27日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、関口宏新型コロナウイルス感染のため番組を欠席した。

 番組のオープニングで司会者席に座っていたのは、関口ではなく元TBS社会部記者で『JNNニュースの森』『NEWS23X』のMCを務め、現在はBS-TBSの『報道1930』でMCを担当する松原耕二氏だった。

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 松原氏はオープニングテーマが流れた後、「おはようございます。画面を見て驚かれた方も多いんじゃないでしょうか。今日、実は司会の関口さんですが、新型コロナウイルス陽性となってしまいまして、お休みであります」とコメントする。

 続けて、「幸い症状は軽いということですよね?」と隣に座っていたフリーアナウンサーの杉浦みずきに質問。すると、杉浦は「はい。今は自宅待機中なんですけど、非常にお元気そうでした」と笑う。これに松原氏は「一安心でございます」とつぶやき、「私が代役を務めさせていただきます」と挨拶をして、番組を進めた。

 番組中盤のスポーツコーナーでは、ゲストにサッカー元日本代表の田中マルクス闘莉王氏と元読売ジャイアンツ江川卓氏が出演。闘莉王氏の現役時代を振り返るVTRの後、現役時代の激しいプレースタイルについて質問するなど、一定程度の知識を持っていることを窺わせた。

 非常に珍しい関口の病欠に、視聴者からは「お大事にしてほしい」「やっぱり関口さんがいないと寂しい」「松原さんではコメンテーターの世相批判を引き出せない」「関口さんじゃないと、刺激がないよね」「松原さんでは視聴率は取れない」などの声が上がる。

 一方で、「松原さんはスポーツをしっかりと勉強している。スポーツコーナーは松原さんでいい」「コメンテーターの話をしっかり聞いて答えを返す姿勢が良かった」「スポーツのコメンテーターにリスペクトがあり、会話のキャッチボールがきちんとできている。関口に感じていたストレスがない。ずっと松原さんでいい」という意見も出ていた。

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