現在開催されているサッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本人サポーターらが会場のゴミ拾いをして話題になっていることについて、医師でジャーナリストの村中璃子が、ドイツでは「小ばかにしたトーン」で報じられていると説明。ネット上から疑問の声が集まっている。

 日本戦以外でも、観戦した試合で会場のゴミ拾いをしているとして世界中から注目が集まった日本人サポーター。日本代表選手も23日に行われた初戦で試合後のロッカールームを整理整頓し、折り鶴と感謝のメッセージを残したことがFIFAの公式ツイッターで紹介され、反響を集めていた。

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 そんな中、村中は26日にツイッターを更新し、「日本サポーターのごみ拾いの話は、ドイツの報道ではどことなく『ただで働いてくれる便利な人たち』というトーンがあり、折り鶴まで来るとますます小ばかにしたトーンを感じる」とドイツでは揶揄する雰囲気で報じられていると指摘。「『立つ鳥跡を濁さず』の日本人の感覚では散らかったスタジアムが許せないのは分かるが、やり過ぎない方がいい」と苦言を呈した。

 しかし、この村中のツイートにツイッターユーザーからは「ドイツ人の友人は『そんな報道見たことない』と言っています」「ドイツのメディアもゴミ拾いを称賛する記事を出してます」「ドイツでも素敵なことだと報じられてます」「ソースあるんですか?」「私の知るドイツ人の知人たちはこんな反応はしておらず、逆にすごく興奮して感動してたけどな…」といったツッコミが殺到。

 その後、村中は報道のソースを出すことなく、同日に「ちなみにJリーグの試合の時にも、サポーターはスタジアムの掃除をして帰るのですか?ワールドカップの時だけやるのでしょうか」とツイートしていたが、Jリーグでの試合でもゴミ拾いの習慣があるという指摘が多く集まっていた。

記事内の引用について
村中璃子公式ツイッターより https://twitter.com/rikomrnk

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