俳優の福田ルミカが1st写真集「Rumika」(講談社)を発売。11月27日に都内で発売記念イベントを開催し、イベント前に囲み取材に応じた。

【写真】凛とした表情を見せている、福田ルミカのお気に入りショット

2020年、中学3年生で「コカ・コーラ東京五輪キャンペーン」のCMや「マクドナルド」のCMに出演。翌2021年には、高校入学と同時に「ヤングマガジン」で初登場、初表紙でグラビアデビューし、大きな話題となった福田。初めての写真集は、自宅での寝起き姿、制服姿や私服など素顔が見られる他、みずみずしい水着姿、大人っぽいランジェリー姿など今までにない面も収録されている。

■凛とした表情、クールな感じ、いろいろな表情が魅力

「発売に至るまで、撮影をしていただいたりとか、写真の選別だったりとかも、このイベントもそうだし、本当にいろいろなことがあったんですけど、とりあえず今日この日を迎えることができて、こういうすてきな写真集をファンの皆さまにお渡しすることができて、すごくうれしいなと思っております」とイベントを前に心境を明かした福田。

撮影は沖縄の本島と久米島で行ったという同写真集。「私の写真で多いのが笑顔だったり、『ヤングマガジン』の表紙とかで選ばれる写真も笑顔が多めではあるんですけど、この1st写真集は結構私の“素”にフィーチャーしたものでして、凛とした表情だったり、あとはクールな感じとか、本当にいろいろな表情が含まれているのが魅力だと思います」と見どころを語る。

その中でも、お気に入りの写真としてビキニ姿で岩肌に寝そべっているようなカットを披露。「結構クールな感じが、凛とした感じが出ていて、私の感情の、表情の振れ幅を感じられる写真だなと思ったので、この写真が一番お気に入りです」と紹介した。

さらに、リアルな素の表情を収めるため、自宅で撮影したというエピソードも。「本当の自宅なんですけど、7時ぐらいから撮影をして、私はその日6時45分に起きまして(笑)。なので、もう本当にガチの寝間着、ガチのすっぴんで撮りましたね(笑)」と振り返った。

また、「飛行機の時の写真とかも全部私服なので、本当にちょっと恥ずかしいんですけど、そういうところでも私の素を感じられるような写真集になっているのかなと思っています」とのこと。

■20秒かからず涙を流して撮影

学校の施設を借りた撮影については、「廃校だったんですけど、小学校だったんです。机とかがちっちゃくて、椅子もちっちゃくて、何か懐かしい気持ちになりましたね。まだ学校に通ってるとはいえ、ちょっとまた小学校だといろんな物がちっちゃかったりするので、ちょっとノスタルジックな感じに、雰囲気が出ていました」と撮影の思い出を語った。

写真集の中には泣いているカットも。これは、撮影の中でリクエストされ、10秒、20秒ほどですぐに涙を流したという。「何を思い出して泣いているかというと、私は家族が大好きなので、家族が死んじゃったりするのがすごく嫌で、それを想像するとすぐに泣いちゃいますね。バーって(笑)」と明るく話した。

「いろいろな表情だったり、等身大の私が目いっぱい、この写真集の中に入っているので、そういう点では初めてではあったんですけれども、すごく自分の魅力を引き出せた写真集だったなと思います」と言い、自己採点は「我ながらですけど100点満点です!」と笑顔。

「私のことが好きでいてくださるファンの皆さまにはもちろんなんですけど、私のことが気になってくださっている皆さまとか、あとは全く知らないよって方にも見ていただきたいぐらい、本当にすてきな写真集になって、もうこの写真集1冊だけで私の魅力をすごくお伝えすることができると思うので、いろんな本当にいろんな方に見ていただきたいです」と呼び掛けていた。

福田ルミカ/※ザテレビジョン撮影