いじめられている人を見かけても、助けに入るのは簡単ではないだろう。海外では、勇敢に助けに入った結果、視力を失ってしまった人がいる。

 アメリカカリフォルニア州ファーストフード店で、障がい者の少年をかばった女性店員が、男に殴られて右目を失明したと、海外ニュースサイト『NBC BAYAREA』『New York Post』などが11月20日までに報じた。

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 報道によると11月12日16時ごろ、ある少年(年齢非公表)が、同州アンティオックのファーストフード店を訪れた。少年は、同店で働く兄弟の仕事が終わるのを、イスに座って待っていたという。少年は、特別な支援が必要な障がい児だと伝えられている。

 しばらくして、4人の男グループが少年を囲み、「なぜこっちを見るんだ? 殴ってやる」などと脅して、少年をいじめていたそうだ。からまれている少年に気づいた19歳の女性店員は、少年を助けようと、間に割って入った。女性は、「あなたたちのやっていることは間違っている」と男グループに言い放ち、店から出ていくよう伝えた。

 男の1人は怒った様子で、女性に近づき、突然女性に殴りかかったそうだ。女性は反撃するも、さらに顔面を殴られたという。店内にいた他の客らが、男を制止した様子。男グループはそのまま逃走。右目に異変を感じた女性は病院へ。女性の目は深刻な状態で、すぐに緊急手術が行われた。しかし手術の甲斐なく、女性は右目を失った。女性によると、右目は眼球破裂しており、保存できない状態だったそうだ。今後は義眼が必要になるという。なお、左目は攻撃を受けておらず無事だ。

 女性は、「こんなことになるとは思わなかった。でも少年をかばったことは後悔していない。あのままだったら、もっとひどいことになっていたかもしれない」と各社の取材に話している。
 なお、女性店員を殴った男は現在も逃走中だ。警察は監視カメラの映像を公開して、情報提供を呼び掛けている。

 このニュースが世界に広がると「絶対に許せない。男を早く捕まえてほしい」「障がい者をいじめるわ、かばった女性を殴るわ、クズにもほどがある」「目を失ったら絶対に後悔する。女性は聖人か?」「女性店員はノーベル平和賞もの」「女性と男性では体格差があるから、男性店員が対応すべきだ。店長が悪い」「ヒーローになる代償はあまりにも大きかった」といった声が上がった。

 からまれた少年を守ろうと、男グループに1人で立ち向かった女性は称賛に値する。1日でも早く犯人の男が捕まることを願ってやまない。
 
記事内の引用について
Antioch Fast Food Worker to Lose Eye Following Attack(NBC BAYAREA)より
https://www.nbcbayarea.com/news/local/antioch-fast-food-worker-lose-eye-attack/3080748/
Fast food worker, 19, loses eye protecting special needs boy from bully(New York Post)
https://nypost.com/2022/11/20/california-fast-food-worker-bianca-palomera-loses-eye-protecting-special-needs-boy-from-bully/

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