カタールワールドカップ(W杯)で大きな注目を集めた日本人サポーターのゴミ拾い。日本国内だけでなく海外でも大きく報じられた。

だが、その反響の大きさからか流れに乗じて悪ふざけする人も現れた。

SNSで話題を呼んでいるのはイギリスフットボールロンドン』や『インデペンデント』に寄稿する記者のアンディ・ハー氏がツイッターに投稿した1本の動画。その内容は、スタンドにゴミを捨てていく日本人サポーター2人の動画だ。

サポーターのゴミ拾いが大きな話題となり、国際サッカー連盟(FIFA)もサポーターにインタビューするほどの反響に。さらに、日本を真似て、フランスイランチュニジアなど各国のサポーターもゴミを片付けてからスタジアムを去るという姿が目撃されている。

その発端となった日本人サポーターが逆にゴミを捨てるなど考えにくいが、それもそのはず。この動画は、ゴミを拾う2人の日本人サポーターの動画を編集し逆再生したものだった。

動画内では人が後ろ向きで階段を登るなど、よく見れば編集された映像と気付けるが、細かく見なければあたかも日本人がスタジアムを汚しているように見える。ハー氏は「日本のファンが袋からゴミを取り出し、笑いながらスタジアムのあちこちに置いていく映像。恥ずべき光景だ」と言い切っているからタチが悪い。

このハー氏の皮肉めいた投稿は多くの反応を集めており、29日の夕方時点で600万回以上も再生され、約13万件のいいねもついている。

ただ、これが編集だと気がついた人からは批判のコメントが。「何が面白くてこんなことをするんだ」、「嘘つきだ!」、「なぜこんなことをする?」、「ふざけるな」、「恥を知れ」、「恥ずかしくないのか?」といった意見が集まったほか、実際の映像もアップされており、編集された動画だと理解している人が多いものの、一部では誤解している人もいるようだ。



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