北海道稚内市のスナックで、一緒に来ていた会社員の男性を殴ったとして、54歳自称会社員の男が逮捕された。

 2人は26日夜、稚内市のスナックを複数の建設会社社員とともに訪れる。午前0時50分過ぎ、54歳の男が20代の男性会社員に対し、持っていたカラオケのマイクで顔を殴った。被害を受けた男性が店外に避難したうえで、警察に「上司に叩かれた」と通報。駆けつけた警察官がその場で暴行の疑いで逮捕した。

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 スナックで何があったのか。警察によると、被害男性は男が所属する会社の関連会社に勤務していたそうで、仕事の話で口論になったとのこと。警察の取り調べに対し、男は「そんな事実はありません」と容疑を否認している。警察は現在、店にいた客などから事情を聞き、容疑を裏付けていく方針だ。

 20代男性にとってはなんとも不幸な話に、ネットユーザーからは「本当に酒飲みは迷惑だ。他に居合わせたであろう客と店が迷惑しているよ」「普段から付き合い方に問題があったのでは。どうせ嫌々酒の席に出ていたんだろうし、全くいいことがない」「20代の会社員にとっては殴られたうえに痛い思いをして大変だったろうけど、この男がこれで会社をクビになれば報われるのではないか」と驚きや怒りの声が上がる。

 一方で、「被害者が嘘をついている可能性もゼロではない。しっかりと調べてほしい」「逮捕されたのに、『やっていない』とシラを切る。本当の可能性もゼロではないが、目撃者に聞けば一発でわかること」「54歳でそこそこ立場もありそうな人物。目撃証言を変えさせることだけはやめてくれ」という意見も出ていた。

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