29日、カタールワールドカップグループA第3節で、エクアドルセネガルが対戦した。

勝点4のエクアドルはこの試合、引き分け以上で勝ち抜けが決定。一方のセネガル引き分けでは敗退濃厚であり、勝利が必要な一戦となった。

開始時点のシステムはともに4-3-3。ただ、セネガルは勝点3を目指して積極的に前から行き、特にエクアドルの中盤3枚を厳しくチェックしてボールが外回しになるよう仕向ける。

ここまでの2試合、相手に対してスピードとパワーで優位に立ってきたエクアドルだが、初めてそこで上回られる相手と対峙し、なかなかチームとしての良さを出すことができない。

試合はセネガルペースで進み、迎えた44分、裏に抜け出したイスマイラ・サールがPKを獲得。これを自ら落ち着いて沈め、待望の先制点を手にする。

エクアドルは後半から4-4-2に変更。それでもセネガルの人を掴まえる守備を打開することができなかったが、そんな時こそセットプレー。67分、CKを最後はモイセス・カイセドがゴールに流し込んだ。

ところが3分後、今度はセネガルがセットプレーから再び勝ち越し。チェルシーに所属するカリドゥ・クリバリは、代表67試合で記念すべき初ゴールとなった。

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エクアドルは終盤、追いついたオランダ戦と同様3バックにしたものの、結局ゴールには届かず。セネガルが2002年の日韓大会以来となるラウンド16進出を果たした。

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