
アメリカ、テネシー州に家族旅行に訪れていた家族は、長女の誕生日を祝うため、レストランで食事をすることに。すると、次女のコリーナちゃんが、カウンターに座っている男性を見て興奮しはじめた。
「見て!サンタクロースがいるわ!彼はプライベートでここにきているのよ!」コリーナちゃんがサンタさん認定をしたのは、白髪の長い髪に、白いあごヒゲをたくわえたアロハシャツの男性だ。
サンタさんとお話がしたいというコリーナちゃんの為、夫の姉が男性と交渉することに。男性は快く応じてくれ、サンタさんとして話をしてくれたという。
Little Girl Meets Santa on Vacation
投稿者の女性一家は、義理の母が末期がんで闘病しているため、家族で過ごす機会を作ろうと、7月に、テネシー州のピジョン・フォージに家族旅行に出かけていた。
長女の誕生日と重なったので、夫の姉一家を誘って、地元のレストラン「ザ・ローカル・ゴート」で食事をしていた時のこと。
次女のコリーナちゃんがカウンターにいた男性をみてざわめきだった。
彼はオフシーズン中、プライベートでここに食事にやってきたサンタクロースだというのだ。
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その男性は白い髪、あごひげ、眉毛を持っており、服装こそアロハシャツだが、子供たちなら誰もが思い描く典型的なサンタクロースに似ている。
コリーナちゃんはどうしてもその男性と話がしたいというので、義理の姉であるエミリーさんが、彼に事情を話し交渉をすることに。コリーナちゃんはちゃっかりと、クリスマスプレゼントを頼みたかったようだ。
男性はエミリーさんの申し出を快く受け入れてくれ、エミリーちゃんを呼びサンタとして話をしてくれたという。
サンタさんになりきって少女とお話
男性はとても親切で、礼儀正しくサンタさん役を演じてくれた。「君もお休み中かな?お休みを楽しんでいるかい?」とコリーナちゃんに話しかけ、アメリカのサンタさんなら必ずいうであろう、もっとも重要な質問をした。
「君は良い子にしているかな?」コリーナちゃんが「うん!」と返事すると、男性は「それはよかった。クリスマスには何が欲しいんだい?」とたずねる。
コリーナちゃんは「ダンシング・ベル人形が欲しいの」とお願いした。

その後交流を持つようになった男性と少女
だが話はこれで終わりではない。男性は少女との約束を叶えるべく、クリスマスにその人形を送りたいと申し出たのだ。
男性は家族と連絡先を交換し、クリスマスにコリーナちゃんにその人形を送って、ビデオチャットで彼女の前にサンタとして現れる予定を立てたという。

まさに一期一会。男性は、少女との出会いを大切にしたかったようだ。
ちなみにアメリカにはサンタ養成学校があり、クリスマスシーズンになると、大増殖したサンタクロースがショッピングモールなどで活躍しているが、白髪で白いヒゲはマストアイテムである。
コリーナちゃんがプライベートのサンタさんと間違えてもしかたがないほどに、イメージがとてつもなくアメリカンなサンタなのだ。
追記(2022/12/01)誤字を訂正して再送します。

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