タレントの東野幸治(55歳)が、11月27日に放送されたバラエティ番組「お笑いワイドショー マルコポロリ!」(関西テレビ)に出演。バラエティ番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」(フジテレビ系1991年1997年)のロケでよく使っていたという、川崎球場について語った。

番組はこの日、「プロ野球残酷物語2022」と題し、プロ野球OBの元ロッテ初芝清氏、元近鉄・金村義明氏、元阪神・糸井嘉男氏らが集結。“残酷”な思い出話に花を咲かせた。  

その中で、初芝氏が所属したロッテの当時の本拠地・川崎球場の話題に。東野は「ロッテっていうのは、今は千葉でやってます。風が強い千葉ですけど、その前は川崎球場ほんこんさん、ダウンタウンさんの「ごっつええ感じ』でよく我々ロケで使わせてもらってたんですけど」と話し、共に「ごっつええ感じ」に出演していたほんこんも「やりましたね」と頷く。

東野は川崎球場の印象について、「我々、部外者から見ても…ベンチ裏の汚さ。プロの球場のロッカールームとは思えないですよね?」と、川崎球場では3年プレーしたという初芝氏に質問。初芝氏は「あそこの球場は行くのが憂鬱だった」と話し、スタジオの芸人たちが「ホーム!ホームですから!」とツッコんだが、ほんこんは「廃墟みたいやな」と印象を語り、初芝氏も「それ近いですね」と同調した。

また、東野は「天井が低くて、薄暗いじゃないですか」と、当時の記憶をたどっていくと、初芝氏は「普通に立って歩けないような感じですから。だいたいベンチに入るときも天井に頭ぶつけます」とコメント。

さらに、近鉄の選手として川崎球場でのプレー経験がある金村氏は「日本でトップクラスの汚さ。12球団で選手全員にアンケート取ったん。危険で汚いとかいうのを。ベスト3に川崎球場ロッテ)、藤井寺(近鉄)、日生(近鉄)と入った。近鉄2つ持ち」と話し、スタジオを笑わせる。

金村氏は続けて「試合終わってシャワー浴びたら、真っ白のタオルが、真っ黒けになるから。(周囲にある工業地帯の)工場の粉塵で。ホンマに」「日曜日だけ、レフトスタンドの観客が増えるの。ビジターの応援かな、と思ったら後ろ(隣接地)で競輪やってるのよ。競輪の客がみんな見てる」など、川崎球場の想い出を語った。