2日、東京・お台場、青海周辺エリア及び近隣会場で開催された真夏の一大イベント『東京アイドルフェスティバル2014』(TIF2014)内で、マナーを守らないファンにプロデューサーが激怒し、イベント中だったアイドルのステージに上り、厳重注意をする一幕があった。

 昼の時間帯に行われた、人気アイドルグループ『NEO fromアイドリング!!!』のステージ(参照記事:【TIF2014】NEO fromアイドリング!!!ミニの浴衣姿で新曲初披露!石田佳蓮も初パフォーマンス)でのこと。2曲目を終えた同グループのステージに本イベントのプロデューサーも務める神原孝プロデューサーが壇上に現れることに。

 ただごとではない雰囲気に周囲の空気も一気に固いものとなったが、神原プロデューサーはジャンプ禁止と会場内の張り紙にもあるということを前提に「ジャンプは禁止です!一部のファンの前方の方が禁止行為をされています。後ろの方には邪魔で、ステージを見ることができません!」と、雷を落とす。

 続けて、神原プロデューサーは「このままでは、イベントを続けることはできません。一部のマナーを守らないファンのためにステージが中止になってしまわないよう、周りの観客のみなさまも、そういう行為を見かけたら止めて下さい!」と、強い口調で呼びかけた。

 すると、多数の観客たちの間から“よく言ってくれた”というような温かい拍手が沸き起こり、アイドルらも場の凍りついた空気をしっかりフォロー。その後、ジャンプをする者はいなくなり、イベントは最後まで無事続けられることとなった。

 同日午後10台の生放送の番組に出演した神原プロデューサーは、場内の観客からこのことを問われ「柵を登ったり、ジャンプするというのは、カメラ撮影もしているので邪魔になるというだけでなく、後ろのファンの方が見えなくなるというのもあります。それに柵に手をかけて大きくジャンプすると、その方が着地したときに思いがけない高さのため足をけがすることもあるし、真後ろにいる方に当たってお互いがけがをすることもあります。柵も壊れてしまうかもしれないし、安いものではありません」と説明し、この返答に場内の観客から、またも称賛の拍手が送られていた。

マナーの悪いファンに神原プロデューサーが雷を落とした