脱毛クリームはまた生えてくる?脱毛クリームの仕組みやリスクを解説します
脱毛クリームはまた生えてくる?脱毛クリームの仕組みやリスクを解説します

脱毛テープやワックスは痛みがある為、簡単で痛みもない脱毛クリームを愛用されている方も多い事でしょう。

今回はそんな脱毛クリームの仕組みや注意点、ケア方法も含めてご紹介します。

脱毛クリームの仕組み

脱毛クリームは不思議なもので、クリームを塗ってしばらくすると毛がさっと取れてしまいます。

これは、脱毛クリームに含まれている物質「チオグリコール酸カルシウム」の働きによるものです。

この「チオグリコール酸カルシウム」はアルカリ性で、たんぱく質を溶かすという特性を持っており、それによって除毛を行っているのです。

ただし表面に見えていた毛は溶かされてなくなるのですが、脱毛と異なり毛根は残ったままなのです。

非常に便利ではありますが、永久脱毛と言う訳にはいかず、脱毛クリームを使用してから数週間程度でまた新しい毛が生えてきてしまいます。

脱毛クリームは肌にリスク

毛を薬剤で溶かしてしまう程の強さをもっている成分が含まれている為、お肌にも負担となる可能性があります。

特に肌が弱い方や敏感肌の方だと、痒みやかぶれが出る事も考えられますので、使用前にはパッチテストは必須でしょう。

また、「チオグリコール酸カルシウム」は毛のたんぱく質を溶かしますが、実は私たちの肌にもたんぱく質が含まれています。

肌が溶けてしまうということはありませんが、毛穴を通して中に入ったり、皮膚から浸透してしまう事で影響を与えないとも限りません。

あまり頻繁に多用することは避けたいものです。

また、敏感肌の方用の脱毛クリームなども発売されているので、そちらを選んだほうがお肌に優しいです。

生理時は避けよう

もう1点、脱毛クリームを使用するタイミングにも注意が必要です。

生理前や生理中などは、お肌が通常時よりも敏感になっています。
また、ホルモンのバランスなどが崩れているので、臭いにも非常に敏感になる時期です。

その為、生理前や生理中の使用は避けましょう。

また、赤ちゃんに授乳されている人も、避けておいた方が無難でしょう。

脱毛クリーム後のケア

最後に、脱毛クリームを使用した場合のお肌のケアについてです。

毛を溶かすということは、肌の上で化学反応が起こったという事ですので、炎症やかぶれなどを防ぐために、まずは冷やしておきましょう。

そして、その後に出来るだけ刺激が少ない化粧水などで保湿してあげてください。

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