King & Prince平野紫耀が主演を務める金曜ドラマ「クロサギ」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第7話が、12月2日(金)に放送される。同作は、詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(平野)が「詐欺師をだます詐欺師クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語だ。このたび、本作のプロデューサーを務める武田梓氏のコメントが到着。第7話の見どころや、注目ポイントを語った。

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■2022年の現代を舞台に“クロサギ”が暗躍

原作は黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズ。今作は、2013年に全42巻で完結した漫画シリーズを原作に、いわば“「クロサギ」完全版”として新たにドラマ化。「詐欺」が身近な脅威となっている2022年の現代を舞台に、今の日本でリアルに発生している詐欺にクロサギが立ち向かっていく。

同ドラマには、検事になることを目標に勉強している大学生・吉川氷柱を演じる黒島結菜や、甘味処「かつら」の店主で、裏の顔は詐欺業界のフィクサー・桂木敏夫を演じる三浦友和も出演。

また、警察庁のキャリア組・神志名将を井之脇海が演じる他、中村ゆり、山本耕史、坂東彌十郎、船越英一郎ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。

■見どころ

7話では、全く非のない普通の人たちがだまされる詐欺をクロサギが喰います。欲に目がくらんだわけでもない、何か事件に巻き込まれたわけでもない、普通に一生懸命に生きていただけなのに詐欺の餌食にされてしまう。この世界に本当にクロサギがいてくれたらと思うようなお話になっていると思います。

■注目ポイント

黒崎が救う被害者家族の温かさとかわいらしさ、そんな普通の人たちに黒崎がどう接していくかが見どころです。

黒崎が詐欺師に対して見せる顔だけでなく、市井の人たちとどのように接していくのか。特に黒崎が子どもに向ける顔は、今までに見たことのないものでとてもすてきですし、孫娘「まぁちゃん」を演じた子役の女の子が現場を和ませてくれました。そして、メガバンクひまわり銀行の面々の怪演にも注目です。

また、前回の第6話で氷柱をだまして気まずいままの黒崎ですが、そんな氷柱と黒崎の関係も少し変わってきています。黒崎と氷柱の「ツンデレ徒競走」シーンはぜひともご注目いただきたいです。

宿敵・宝条は最終回だけ頑張れば倒せるような相手ではありません。その強大な地位と権力の牙城を7話から最後までかけて、黒崎がどうやって崩していくのか。黒崎もここからはノンストップで宝条を倒しにいきます! 一見意味のないことでも実はつながっていきますので、お見逃しなく!

■次なるターゲットは銀行!第7話あらすじ

第7話は――

黒崎(平野紫耀)は、自分の家族のかたきがひまわり銀行の役員・宝条(佐々木蔵之介)であると確信していた。宝条とつながりのある桂木(三浦友和)には何も告げず、宝条の周辺を探る。

そして、宝条と彼が目をかけている支店長の集まりに潜入した黒崎は、首都中央支店の支店長・牛山(山口紗弥加)に目を付ける。同じ頃、東京中央署では神志名(井之脇海)に警察庁への異動が命じられていた。 

早速、牛山への接触を図る黒崎。順調にことが運んでいた矢先、首都中央支店でとある家族が「人殺し!」と叫び、外に連れ出される場面に遭遇する。黒崎は被害者家族を巻き込んで、ひまわり銀行に詐欺を仕掛けることに。

一方の氷柱(黒島結菜)は、黒崎に詐欺の片棒を担がされそうになった怒りから、黒崎に対して八つ当たりをする。さらに、帰宅すると宝条ともつながりのある鷹宮(時任勇気)が氷柱を待ち受けていた。

――という物語が描かれる。

クロサギ」第7話は12月2日(金)夜10時放送。

平野紫耀“黒崎”が詐欺被害に遭った家族と結託/ (C)TBS