愛すべき「くまのプーさん」をホラー映画に仕立てた「Winnie the Pooh: Blood and Honey(原題)」の予告編を公開し、世界中のファンに衝撃を与えた英ジャグド・エッジプロダクションが、今度は「バンビ」をホラー映画化することが明らかになった。米Colliderが報じている。

A・A・ミルンによる原作の著作権2022年1月をもって消滅し、公有財産になったことで実現した「Winnie the Pooh: Blood and Honey(原題)」では、クリストファーロビンに森に置き去りにされ、自ら食料を調達しなければならなくなったプーさんとピグレットが、残忍な人間狩りを始めるさまが描かれている。同様に、オーストリアの作家フェリックス・ザルテンが1923年に発表した原作小説の著作権がまもなく切れることに着目したジャグド・エッジは、第2弾として「バンビ」に白羽の矢を立てたようだ。

「Bambi: The Reckoning(仮題)」と題された同作では、「Winnie the Pooh: Blood and Honey(原題)」のリースフレイク=ウォーターフィールド監督製作総指揮のもと、「ザ・ガーディアン」「ジュラシック・ウッズ」のスコットジェフリー監督がメガホンをとる。

誰もが知る1942年の傑作ディズニーアニメバンビ」では、森の大王グレート・スタッグ子どもとして生れた子鹿のバンビが、母との別れをはじめとする数々の困難の中で、仲間とともに逞しく成長していく姿が描かれたが、米ホラー映画専門サイトDread Centralのインタビューに応じたジェフリー監督は、「世界中で愛される古典的物語に、とことんダークなひねりを加えた全く新しい作品だ。森に潜み獲物を狙う、凶悪な殺人マシンに豹変したバンビを、楽しみにしていて欲しい」と語っている。

なお、「Winnie the Pooh: Blood and Honey(原題)」と同じく、公有財産となったのはあくまで原作小説のみで、アニメ映画版については現在もディズニーが権利を保有しているため、ジェフリー監督にはキャラクターデザインを含めた一切の要素を使用できないという制限が課せられている。

森に潜み獲物を狙う“凶悪な殺人マシン”に豹変 SNAP Photo/amanaimages