遺品整理・不用品回収の「まちの遺品整理屋さん」を運営する株式会社エクセルクリーン・サービス(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:大坂 良太)では、日本に住む10代以上の人を対象に、年末の大掃除や不用品処分に関するアンケート調査を実施いたしました。

【アンケート結果要約】
1. 年末の大掃除をする人の96パーセントは「自分で」
2. 使っていない家具、家電を処分しないのはコスト面の理由から
3. プロへの依頼は費用だけでなく「固定観念」がハードルに

【調査概要】
・調査対象:日本に住む10代以上の人
・調査地域:全国
・調査期間:2022年11月24日~2022年11月30日
・調査方法:クラウドソーシングサービスを利用し回答を収集
・回答数 :300件


年末の大掃除をする人の96パーセントは「自分で」

「年末に大掃除を行ったことはありますか?」という質問について、回答者の66パーセントが「ある(毎年する)」と答えました。次いで29パーセントの人が「ある(たまにする)」と回答しているため、合計で95パーセントの人が年末の大掃除を実施していることがわかりました。

図表:「年末に大掃除を行ったことはありますか?」に対する回答

「ない」を選択した5パーセントの回答者の理由としては、以下のような意見が寄せられています。
  • 年末だから、といって特に気になることがない。常日頃から定期的に掃除はしている。
  • 夏にすべてやってしまうからです。窓掃除や換気扇の掃除など、夏なら水を使ってもすぐに乾きますし、身体も動かしやすくてとても効率がいいのです。
  • 普段時間が空いた時に掃除をしているので、年末にわざわざ大掃除はしなくなりました。

つまり、面倒だからしないのではなく、常にこまめに掃除をしているため大掃除の必要性を感じていないという理由です。

「大掃除を業者(プロ)に依頼したことはありますか?」という質問に対しては、96パーセントの人が「ない」と回答しています。年末に大掃除をする人も、基本的には自分自身で行っているようです。
図表:「大掃除を業者(プロ)に依頼したことはありますか?」に対する回答

この質問に「ある」と回答した人に「プロに依頼した感想」を聞く項目では、以下のようなコメントがありました。
  • 素人では難しい、換気扇などの掃除も丁寧にしてもらえたので満足している。
  • 床フローリング、エアコン清掃を依頼しましたが、さすがに出来栄えは素人とはちがいます。
  • 専用の機械を使い自分では行き届かないところまで行っていただけるので満足だった。
  • エアコンクリーニングと換気扇掃除を依頼したことがあります。普段手の届かない所まで特殊な機械をつかって掃除してもらえるので満足です。

換気扇やエアコンなど、素人では手入れが難しい箇所の清掃を依頼しているようです。また専用機器を用いての掃除に満足しているという感想が並びました。一方で、費用面は「高い」と感じている人が多いようです。
  • コスト面ではやや高い印象があります。年に1回ペースの事なので無駄なコストとは思わないですが、複数の業者を比較しながら利用を検討することをお勧めします。
  • 出費は大変ですが支払った分納得のいく掃除をして貰えるので助かっています。

何らかのサービスを受けるために費用を払うのは当然のことですが、掃除については「自分自身でもそれなりにする/できる」という側面があり、それに対してお金がかかる=コストが高いと感じやすい傾向があるのかもしれません。


使っていない家具、家電を処分しないのはコスト面の理由から

次に「大掃除のタイミングで、一緒に不用品を処分したことはありますか?」という質問については、74パーセントの人が「ある」と回答しました。
図表:「大掃除のタイミングで、一緒に不用品を処分したことはありますか?」に対する回答

また「なかなか処分できずに家にある不用品はありますか?またそれはどのようなものですか?」という質問については、「使っていない家具、家電」と回答した人が105名、「もらいものや思い出の品」が僅差で102名という結果になりました。
図表:「なかなか処分できずに家にある不用品はありますか?またそれはどのようなものですか?」に対する回答(実数)
図表:「なかなか処分できずに家にある不用品はありますか?またそれはどのようなものですか?」に対する回答(割合)

多くの人が不用品処分を行っていながらも、82パーセントの人が「なかなか処分できないものがある」という状況のようです。

ここで「なかなか処分できない理由」の回答を、上位の2つについて見てみましょう。

「使っていない家具、家電」をなかなか処分できない理由
  • 粗大ゴミは手続きが必要だし、時間もかかるから後回しにしてしまう。
  • 使ってはいないが処分するにはもったいないと感じる家電などがあるから
  • もったいない気持ちがあるのと、ごみ処分のしかた(券を買って、捨てる日を予約)が面倒
  • 使ってはいないけど、なかなかのお値段で買ったものなので捨てる勇気が持てないから。
  • 高価なものだったので、処分しづらい。また利用するかもしれないから。

「もらいものや思い出の品」をなかなか処分できない理由
  • 使わないと分かっていても、贈り主の思いがこもっているような品はなかなか処分しづらいです。
  • 思い出の品は見ることも使うこともないけど、思い入れがあって捨てる気持ちになれないから。
  • 名残惜しくて捨てられない。
  • 子どもたちのおもちゃも使わないと分かっているのにもしかしたら遊ぶかもとか、毎年年度末に学校から持ち帰る作品も記念だからとか、とにかく子ども関連が多いです。

「もらいものや思い出の品」を処分できない理由として「思いがこもっている」「思い入れ」「記念」「名残惜しい」など情緒的な理由が挙げられているのに対し、「使っていない家具、家電」については「面倒」「手間」または「高価だった」「もったいない」などコスト面の理由が並びました。

気持ちの面で処分できない、というのは持ち主本人以外での解消が難しい問題ですが、コスト面の問題については、不用品回収事業を行う企業がサービス上の工夫などにより解決を目指せる領域です。

出張買取サービスなどもすでにありますが、「処分する人のコストをさらに圧倒的に抑える」ことを実現すれば、処分したいのにできずにいる大きな層を新たな顧客として取り込むことができるでしょう。


プロへの依頼は費用だけでなく「固定観念」がハードルに

今回の調査では、家の大掃除や不用品処分について、多くの人が「自分で行っている」ことが明らかになりました。

大掃除については、「したことがない」という人でも「普段からこまめにしているから」という理由が挙がっている通り「掃除は当たり前に自分自身で行うもの」という前提があるようです。共働き世帯が多くを占めている現代、出張・派遣型の清掃サービスなども多く登場していますが、それが広く浸透するのにはしばらく時間がかかるかもしれません。

不用品処分(特に大型の家電や家具)についても「面倒、手間がかかる」という点が最大のハードルになっているとはいえ、「それなら業者(プロ)に依頼する」という感覚はまだマジョリティではなく、自分自身でなんとかしようと思っている(その結果なかなか処分できないでいる)人が多いことがわかりました。

清掃・不用品回収業界にとって、この「家の掃除は時間がなくても、手間がかかっても自分でするべきもの」という従来からの固定観念こそが今最大の敵となっているのではないでしょうか。掃除・不用品処分をアウトソーシングする文化・感覚を一般に根付かせていくことが、市場拡大に結びついていると言えそうです。


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【会社概要】
会社名:株式会社エクセルクリーン・サービス
所在地:大阪府大阪市西成区花園北1-7-3
代表者:大坂 良太
設立:2012年2月
URL:https://machino-ihinseiri.com/
事業内容:遺品整理・不用品回収「まちの遺品整理屋さん」の運営

配信元企業:株式会社エクセルクリーン・サービス

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