オーストラリアの4児の母が「可愛い」と思ってオンラインで購入したクリスマス用の包装紙が、多くの人を爆笑の渦に巻き込んでいる。実はこの包装紙、ユーモアたっぷりの大人向けでトナカイ雪だるまにある小細工が施されていた。『Kidspot』などが伝えている。

オーストラリア北東部クイーンズランド州に住む4児の母ニコールさん(Nicole)は最近、オンラインストア「Typo」で1本6.99豪ドル(約644円)のロール状の包装紙を購入した。

それは赤・緑・白を基調にサンタクローストナカイ雪だるまなどが描かれたクリスマスらしいデザインで、サイトには幾何学模様が入った「フェアアイル柄」との説明があった。

そして11月下旬、一足早くクリスマスプレゼントのラッピングをしていたニコールさんは、包装紙が“大人向け”にデザインされていることに気付いて目を疑った。

手を止めてよく見ると、オスとメスの2頭のトナカイは子作り中で、2つ並んだ雪だるまの1つはニンジンの鼻が定位置になく下半身に移動していた。

4歳から16歳までの4人の子を育てるニコールさんは「そのデザインに気付いたのは、3つ目のプレゼントを包んでいる時だったの! ただ幸いなことに、ラッピングを終えた2つのプレゼントは自分用とパートナー用だったわ」と当時を振り返り、「涙が出るほど爆笑した」と語るとこのように続けた。

「あまりにも可笑しくて、まず母と友人に包装紙の写真を送ったの。あのデザインに気付くかどうか知りたかったから。そしてFacebookグループ『クリスマス・マムズ・オーストラリアChristmas Mums Australia)』にも写真を投稿したわ。私のように気付かずに購入している人がいるだろうし…、笑いをシェアしようと思ったの!」

ちなみにFacebookの投稿を見た人からは「これは最高!」「面白い」「Typoは大人向けのアイテムを扱うことで有名よ」「私も気付かずに同じ包装紙を購入してしまったの! それも私の従妹の3歳の息子によ」「義母からのプレゼントはまさにこの包装紙だったわ」などといったコメントが寄せられたそうで、ニコールさんは「注文する時によく見なかった私が間抜けだったということね。だって大人向けの商品としてはユーモアがあって最高だもの」と述べている。

なおニコールさんは「クリスマスのランチの席で子供たちに妙な質問をされるのは避けたい」として、この包装紙は小さなプレゼント用に活用し、問題の箇所には名前シールを貼って対応したという。

画像は『Kidspot 2022年12月1日付「‘I didn’t realise what I bought’: Mum accidentally wraps Christmas presents with X-rated paper」(Image: Supplied)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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