ロイヤリティマーケティングは11月18日に、1都3県に住む20~60代の男女1000名を対象に実施した、「住みたい街に関する調査」の結果を発表した。同調査は、10月5日~6日の期間に行われている。

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 調査対象者に、永住したい地域を尋ねたところ、「都市部」(41%)と「郊外のベッドタウン」(42%)がほぼ同率となった。年代別では、40代で「都市部」を望む人が多いものの、その他の年代では「郊外」を望む人の方がわずかに多い。

 住みたい街を、自由回答で答えてもらった質問では、「吉祥寺」と「横浜」の根強い人気が明らかになった。なお、吉祥寺/立川/中野/荻窪/三鷹といった中央線沿線の駅が多くランクインしている。

 現在住んでいる街としては、「吉祥寺」は上位にランクインしなかったものの、立川/赤羽/横浜/三軒茶屋といった住みたい街にランクインした街に現在「住んでいる」という回答が目立った。

 住みたい街を男女別でみると、「吉祥寺」「横浜」は男女とも人気が高い。また、男性は女性と比較して、東京都内に住みたい傾向が強かった。男女ともに人気の街としては、中野/高円寺/立川といった中央線沿い、新宿/目黒/恵比寿といった山手線沿いが多く挙げられている。

 住みたい街を年代別でみると、「吉祥寺」「横浜」は年代問わず人気で、中央線沿いと山手線沿いも幅広い世代から人気があることがうかがえる。また、50代・60代は他の年代と比較して東京都外への関心が高く、50代では他の年代に人気のエリアとは異なる街を挙げる回答が多かった。一方、60代では神奈川県内の街の人気が高い。

 現在、引っ越しを検討している人に、引っ越し先として予定している街を尋ねたところ、住みたい街と一致している人は66%で、3割超の人は住みたい街とは異なる街へ引っ越すと回答した。

首都圏1都3県在住者を対象とした“住みたい街”調査、「吉祥寺」「横浜」が根強い人気