図書室の書架の、ほんのわずかな隙間から誰かがこちらを見ている。マスク一般化した昨今、口裂け女は見分けられるのか——。半ば冗談のような都市伝説や怪談。楽しく聞いているだけでなく、ここはきっちり科学的に分析するのも面白い。角川まんが科学シリーズ 『こわ~い空想科学読本 人体発火のナゾを追え』(KADOKAWA・東京)が発売された。

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 「重くなる人形」をはじめ「隙間女」や「トンカラトン」など、おなじみの学校の怪談都市伝説が次々に登場。「人形」の重さの変化を分析したり、「隙間女」の居場所を計算したり、科学的な態度で怪奇現象にいどむ。おそろしい題材を扱いながらも子どもたちがワクワクするストーリー。読めばきっと誰かに話したくなる、いつの間にか科学が好きになる本だ。税込み1,056円。

都市伝説をまじめに分析 人体発火のナゾを追え