女優の當真あみが5日、都内で行われたアニメーション映画かがみの孤城」(12月23日公開)の「願い」を空へ!学校プレミアイベントに、共演の北村匠海、メガホンをとった原恵一監督とともに出席した。

【写真】映画「かがみの孤城」プレミアムイベントで「悩みも孤独感もあった大変な学生時代」と振り返った北村匠海

■約250名の高校生の前にサプライズ登場

本作は、辻村深月の同名小説をアニメーションとして映像化したもの。学校での居場所を無くし、家に閉じこもっていた中学1年生こころ(CV:當真)が、ある日、“かがみの中の城”に招かれ、その中で出会った6人の中学生と一緒に、どんな願いでも叶う部屋の“鍵”を探すミッションに挑む。

同イベントにサプライズ登場し、約250名の高校生にいち早く本作をみてもらった感想を求められた當真は「実は私も完成版を昨日初めてみたんですけど、誰かと共有したい、誰かに見てほしいって思ったので、こんなたくさんの方と共有いただいて本当に嬉しいです」と目を輝かせ、初めての観客が同世代ということについて聞かれ「私も高校1年生なんですけど…」と自己紹介すると高校生からこの日1番のどよめきが起きたが、「同世代の方に見ていただけるというのは私としてもすごく嬉しいです」と笑顔を見せた。

■今かなえたい願いは「遊園地に遊びに行きたい」

また、高校生から“学生時代をどう過ごしたい?”と質問された當真は「学校の行事を全力で楽しんで、みんなとの思い出を3年間でたくさん作りたいなって思います」と期待を寄せ、「文化祭だったら教室で食べ物のお店だったりに憧れがあります」と吐露。加えて、今かなえたい願いを聞かれると「ちょっと前まで沖縄にいて、お仕事で上京してきたんですけど、沖縄って遊園地がなくて友だちと遊園地に行ったことがないので、憧れっていうか、友だちと遊園地に遊びに行きたいなというのが願いです」と打ち明けた。

イベントの最後には、自身の願いを書いたランタンと飛ばすという企画が行われ、高校生が書いた“人の心を読めるようになりたい”という願いに共感したという當真は「友だちとケンカしちゃったときに、気持ちが読めたら仲直りがスムーズにできるかなとか、学年が変わって新しいクラスになって、仲良くなりたいなと思ったときに誰かの好きなことだったりを読めると、話が広がるんじゃないかなと思いました」と語り、自身は“外国のお城や教会を見に行きたい”と書き「映画でも出てくるんですけど、かがみのお城が洋風でとても素敵で憧れちゃって、実際に見に行きたいなって思っちゃいました」と笑顔で語った。

◆取材・文=風間直人

當真あみ/撮影=風間直人