全盲の浅井純子(@nofkOzrKtKUViTE)さんが、Twitterで呼び掛けた『お願い』に、人々がハッとしています。
日頃から電車に乗る時に、多くの人に協力をしてもらっているという浅井さん。
見知らぬ人に席を譲ってもらったり、乗り降りの際にサポートをしてもらったりすることがあるのでしょう。
周囲の協力に感謝をしている浅井さんは、より安全に車内で過ごせるよう、「固定された手すりを持たせてほしい」と呼び掛けました。
全盲の私は電車に乗る時にたくさんの人にお手伝いしていただきます。
— 浅井純子(じゅんじゅん) 全盲の世界を超ポジティブに生きる人 (@nofkOzrKtKUViTE) December 1, 2022
ぜひその時にお願いがあります。
つり革ではなく、固定された棒を持たせていただけたらめちゃ安全に乗車できるんですよね^_^
バランス感覚が乏しい全盲に固定の棒で安全で安心のプレゼントおまちししてまーす✨ pic.twitter.com/lWUzFkH1Q3
電車内のつり革は、ちょっとした振動でも、揺れています。また、電車の急発進やブレーキが起きると、つり革につかまっていても、身体がバランスを崩してしまいかねません。
そのため、浅井さんからすると、つり革につかまることは、決して安全とはいい切れないでしょう。
一方で、固定されている手すりであれば、電車内の揺れによる影響を受けにくくなるといえます。
浅井さんのお願いはネットを通じて注目を集め、多くのコメントが上がりました。
・全盲の人が電車内にいることに気付いたら、率先して手すりに案内しようと思います!
・「こういうフォローがありがたい」という視点は大切なこと。ぜひ多くの人に知ってもらいたい。
・当事者でしか分からないことだと思いました。今後は積極的に譲ります!
社会は、人と人との助け合いで成り立っています。
みんながより安全に暮らしていけるよう、思いやりを大切にしたいですね。
ちなみに浅井さんは、大阪府大阪市にあるヘッドスパ『暗闇ヘッドスパ 純度100』を経営しています。
光やBGMがない同店で、日々の疲れを取りたい人は、来店してみてはいかがですか。
[文・構成/grape編集部]
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