北海道小樽市の住宅で、80代の姑を殴り怪我をさせたとして、42歳の女が逮捕。その行動と供述に驚きが広がっている。

 女は1日午前11時10分過ぎ、同居している80代の姑に対し、顔を殴るなどの暴行を加え、打撲や鼻から出血するなどの怪我を負わせた。被害を受けた姑は家の外に逃げ、路上にうずくまった。その様子を見た通行人が救急車を呼ぶと女が駆けつけ、「あんたには関係ない」などと騒いだという。

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 通行人が警察に通報し、事態が発覚。女はまもなく駆けつけた警察官に取り押さえられた。その後、姑に話を聞いたところ、「嫁が部屋に入ってきて突然叩かれた。ボコボコにされた」などと話したとのこと。警察が捜査を進めたところ容疑が固まったとして、4時間後に傷害の疑いで逮捕した。
 
 取り調べに対し、女は「被害届も出ていないし、法律に基づいていないのに逮捕されるのはおかしい」と話しているとのこと。警察は女が日常的に暴力を振るっていた可能性もあると見て、捜査を進めていく方針だ。

 女の行動に、ネットユーザーからは「鼻血を出すほど殴りつけたうえに、止めた第三者に『あんたに関係ない』は異常すぎる」「高齢になって弱い立場になった被害女性が42歳の嫁に殴られる。悲しすぎるよね」と怒りの声が上がる。

 また、「夫で実の息子は何をしていたのか。育ててくれた母親が嫁に暴行されている様子を黙認していたのか」「嫁に殴られたこともショックだろうけど、自分が育てた息子に守ってもらえなかったことの方が、ショックが大きいのでは」「男は一体、何をしていたのか」という意見も多かった。

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