ついにむつの市街地へ。

高規格道路の本州最北区間が開通

青森県が整備を進めていた下北半島縦貫道路「むつ南バイパス」の一部が2023年3月25日に開通します。

下北半島縦貫道は、むつ市から七戸町まで、文字通り下北半島を南北に縦貫する高規格道路。開通するのはその北端、むつIC~むつ尻屋崎IC間2.1kmです。開通済みのむつ尻屋崎IC~むつ東通IC間(1.3km)とあわせ、むつ市街を北東に迂回する形となります。

開通区間は、むつ市街地の現国道における洪水・津波発生時の進水区域を回避するほか、市街地の渋滞緩和が期待されるということです。

下北半島縦貫道路は全68kmの計画で、現在はむつ市街と、南半分にあたる横浜吹越IC~野辺地IC間が開通済みですが、未事業化区間もいくつかあります。将来的には、八戸方面から延びる上北道と接続する予定です。

むつ南バイパスの概要(画像:青森県)。