全国のミステリー通、書店員が選んだ「週刊文春ミステリーベスト10 2022国内部門」と、ミステリー感度の高い読者の投票で決定した「MRC(メフィストリーダーズクラブ)大賞2022」で第1位を獲得しました!
さらに、「2023本格ミステリ・ベスト10 国内ランキング」(原書房)第2位、「このミステリーがすごい!2023年度版 国内編」(宝島社)第4位、「ミステリが読みたい! 2023年度版 国内篇」(ハヤカワミステリマガジン2023年1月号)第6位、「ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR 2022 小説部門」第7位と、ミステリー賞に続々ランクイン。

また、衝撃のラストを体験した方だけが入れる、読者専用ネタバレサイトを公開中です。ミステリー作家の有栖川有栖氏、今作の装画を担当した影山徹氏による解説が読めます。ぜひ、『方舟』を読み終えてからお入りください。
『方舟』読者専用ネタバレ解説 http://book-sp.kodansha.co.jp/hakobune
書名:方舟
著者:夕木春央
定価:1760円(税込)
ISBN:978-4-06-529268-6

あらすじ
「9人のうち、死んでもいいのは、ーー救われるのは誰か?」
大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。
そんな矢先に殺人が起こった。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。

夕木春央
2019年、「絞首商会の後継人」で第60回メフィスト賞を受賞。同年、改題した『絞首商會』でデビュー。近著に『サーカスから来た執達吏』がある。

配信元企業:株式会社講談社

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