ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領と「ウクライナの精神」が、米タイム誌による2022年パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選出された。過去12か月間に世界に最も影響を与えた出来事や人物が選ばれる「今年の人」。ロシアによる軍事侵攻に直面する中でのリーダーシップが評価されたという。

同号の表紙には、ゼレンスキー大統領の周りに、キーウ・インディペンデント紙のオルガ・ルデンコ編集長や、戦争で負傷した人々を救うためウクライナへ向かったイギリス人外傷外科医デヴィッド・ノットなど、戦時下において勇気を体現した人々が描かれている。

同誌のエドワードフェルセンタール編集長は次のように語っている。

「今年の選択は、記憶にある中で最も明確だった。ウクライナのための戦いが希望もしくは恐怖に満ちたものである中、世界はヴォロディミル・ゼレンスキーの歩調と共に行進した」
2月24日ロシアの爆弾が落ちた後の数週間、キーウから逃げるのではなく、留まり協力を呼び掛けるという彼の決断は運命的だった」
2月25日インスタグラムへの40秒の投稿以来、ウクライナ大統領をどこでも目にすることができた」
「情報攻撃が、地政学的気候構造を変え、行動の波を起こし、それが世界中に押し寄せることとなった。分裂で定義されていた世界で、地図でそれがどこにあるのか知らない人もいるこの国、この目的のために結束が生まれた」

そしてこう続けている。

「勇気は恐怖と同じように伝染するということを証明し、自由を守るために団結するべく人々と国々を奮い立たせたこと、民主主義、そして平和の脆さを世界に再認識させたことから、ヴォロディミル・ゼレンスキーウクライナの精神がタイム2022年パーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのである」