FC岐阜は9日、MF柏木陽介と2023シーズンの契約を更新したことを発表した。

 1987年12月15日生まれの柏木は現在34歳。サンフレッチェ広島の育成組織出身で、2006年にトップチームデビューを果たした。サンフレッチェ広島の”司令塔”として活躍した後、浦和レッズに移籍。AFCチャンピオンズリーグ天皇杯優勝などに貢献するとともに、自身も2度のJ1リーグアシスト王に輝いた。2021年3月にFC岐阜に加入すると、今シーズンからはチームのキャプテンに就任。しかしながら負傷の影響もあり、明治安田生命J3リーグ18試合の出場にとどまっていた。

 柏木はFC岐阜との契約延長に際し、クラブ公式サイトで胸中を明かしている。

「2年間自分の不甲斐なさにがっかりです。本当の意味で強い岐阜を作りたいと思っています。新しい監督を筆頭に、来年はしっかりチームとしての基盤を作りたいと思います。来年も共に闘ってください」

FC岐阜は9日、MF柏木陽介との契約延長を発表 [写真]=Getty Images