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とんでもない行動をし、社内を混乱させる「モンスター新人」。福岡県の40代女性(営業/正社員・職員/年収250万円)は、50歳手前で新人として入社した「伝説の彼」のエピソードを綴った。(文:草茅葉菜)

※キャリコネニュースでは「モンスター新人」をテーマにエピソードを募集しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/6SDPGL3V

「トップ営業マンの僕には研修なんて不要です」

女性はインターホンでの飛び込み営業がメインの仕事に就いていた。給料もそこそこ良い水準だったという。常に人手不足で求人も随時していたが、ある日「50歳手前の男性」が入社した。部長曰く

「物凄くレベルの高い新人で期待の星。前職は広告代理店でトップクラスの営業マンだったらしい」

との事だった。入社当日、9時就業の会社に皆15分ほど早く来て掃除をしていた。しかし新入社員の彼は9時ギリギリに出社。しかも

「ドアを開け挨拶もせず髪はボサボサで着古したスーツと履き潰した靴でした。先輩社員が流石に身だしなみは整えないと、と注意するとトイレでジェルをつけていました」

と、衝撃的な登場をしたという。会社には研修期間がひと月あるが、彼は

「トップ営業マンの僕には研修なんて不要です」

と蹴ってそのまま営業に出た。女性も同行していたが、挨拶もできず「本当に営業してきたの?」という感じだったという。そのうち1人立ちをしたものの契約は全く取れず、それどころか

飛び込み営業せずにその辺のパチンコ屋のソファで寝てたり、公園に座ってたり…」

と問題行動が目立ったようだ。女性も何度か注意したのだが、他の社員に対して「あの人は僕のこと叱るから嫌です」と泣いていたという話もあった。

ここまででもお腹いっぱいだが、新人の謎行動はまだまだ続く。(後編はこちら 関連記事からも飛べます)

「前職はトップ営業マンだったらしい…」アラフィフ新入社員のやばすぎる正体 モンスター新人エピソード【前編】