午前2時ごろ、飼い犬が急に吠え始めた。何事が起きたのかと飼い主はすぐに起きて確認しにいった。犬は窓に向かって吠えている。
そこで飼い主女性は外に出て、徹底的に調べたが、異常はどこにも見当たらない。再びベッドに戻ったが、犬はまだ吠え続けている。
犬は一晩中吠え続け、飼い主は数時間ごとに起きて、調べなければならなかった。いったい何が起きていたというのか?幽霊でもいたのか?
だが朝になり、ようやくその理由が判明したのだ。結局は犬の勘違いだったのだが、これには飼い主も思わず笑ってしまったそうだ。
飼い犬のアレクサ(メス)が、一晩中窓際で吠え続けたため、何度も起こされ、周辺をくまなく調べることを余儀なくされた飼い主のクリスティーナ・ビングマンさん。
だが、朝になって子供たちが起きてきたときに、その理由が判明する。
ちなみにアレクサは吠え続けて疲れたのか、皆が起きてきた時には、ぐったりと床に寝ころんでいた。
それに気が付いたのはビングマンの一番下の子供で、「ママ!窓を見て!」というので、見てみたところ、確かに異変があったのだ。
窓の外にはキャットフードの入っている袋が置いてある。
そのキャットフードには大きな猫がプリントされていたのだ。アレクサはこれを巨大猫だと勘違いして吠え続けていたのだ!
しかも角度的に窓の外から家の中をのぞいているようにも見える。
これじゃあアレクサが勘違いしてしまってもしかたがない。にしても思わぬ不審者にビングマンさんは大笑いしてしまったという。
アレクサはただ、家族を巨大猫から救おうとしていただけなのだ。番犬としての役目を果たしているのに、なぜ誰も自分の言うことを聞いてくれないのか理解できなかったのだろう。
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ビングマンさんは、一時的に外に保管しておいた、このキャットフードの袋をすぐに移動させたという。
幸いにも、謎は解けたので、お母さんはやっとまたぐっすり眠れるようになった。アレクサもこれで安心して眠れることだろう。
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この動画を見たユーザーらは、「OMG!この忠犬は、あなたが巨大な猫に襲われると思って助けようとしたんだ。」「危険を知らせようと必死だったんだね。尊い犬だ」などとコメント。
ビングマンさんそれに対し、「彼女は、この瞬間のために生涯をかけて準備してきたのかもしれませんね」と冗談めかして答えた。
「あなたは、アレクサに大きな謝罪とパプチーノ(アメリカのスタバの裏メニューで、犬用のおいしいクリーム)を与えるべきだわ」と別のユーザーが書いた。
それにしてもこのキャットフードの袋に描かれている猫の角度が絶妙すぎだったな。薄暗いと本当に猫がのぞいているようにみえるもんね。
written by parumo
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