T&C Surf(タウン・アンド・カントリー・サーフ) 創業1971年、今年で51周年を迎えるT&C Surf(タウン・アンド・カントリー・サーフ)は、ローカルサーファーはもちろん、ハワイの住人たちにも長年愛され続けているハワイを代表する世界的に有名なサーフブランドです。
 生まれも育ちもハワイの生粋のロコボーイ、クレッグ・スギハラ氏がサーフボードを作り始めたのは1966年のこと。
ビッグサーファーそしてシェイパーとして世界中のサーファーたちから敬愛されたレジェンドグレッグノール氏をはじめ、ボードのシェイピングだけでなくグラッシングやラミネートなど様々な名人からひと通りのボード作りを学び独立を決めたのが1971年
オアフ島の中心エリアにある小さなタウン、アイエアに最初の店舗をオープンしました。
 ハワイに暮らすローカルの間ではホノルル市内はタウン、ノースショアはカントリーという愛称で呼ばれています。
ショップをオープンしたアイエアが、当時からサーフィンメッカとして知られるワイキキビーチがある「タウン」と巨大な波で知られるノースショア「カントリー」をつなぐ1本道、カメハメハハイウェイKamehameha Hwy)が通る中間地点にあることから、ブランド名「タウン&カントリー(Town and County)」が生まれました。
開業以降、ブランドの知名度をグングンと上げたのは、クレッグ氏の先見の明でした。
開業当時の1970年代カリフォルニアで生まれたウレタン製のスケートボードウィール「キャデラックウィール」やサーフボードの歴史を塗り替えた「ツインフィン」「スラスター」など、当時のハワイのサーフシーンやスケートボードシーンでの爆発的に流行したアイテムはすべてオーナーのクレッグ・スギハラ氏がアメリカ本土からハワイに持ち帰り広めたモノなのです。
また、現在アメリカ本土やハワイ、日本でも人気を集めている保温・保冷が抜群のステンレス製ボトル「ハイドロラスク」をハワイに持ち込んだのもクレッグ氏。
ハワイのサーフシーンやスケートボードシーン、果てはライフスタイルシーンに至るまでトレンドセッターとして現在までの歴史を築き上げてきたのです。
 また、開業当時から彼らがスポンサーするチームライダーたちの活躍も、T&Cのブランド名を世界中に広めた大きな理由です。
近代のサーフス...

ハワイ発サーフブランド物語〜T&C Surf〜