2022年12月10日に、声優の大塚明夫さんがTwitterを更新。
亡くなる間近の祖母のもとへお見舞いをした際にあった、不思議なエピソードを振り返りました。
医者から、祖母は「もう長くない」と、『お別れ』が近いと告げられた時のこと。
当時入院していた祖母は、やせ細り、身体も小さくなっていたといいます。
足をさすった大塚さんが「また来るね」といい、病室を後にしようとしたところ、祖母が声をかけたのです。
元気でね!
亡くなった祖母…
— 大塚 明夫 (@AkioOtsuka) December 9, 2022
いや、しんだばあちゃんのこと。
もうダメってお医者さんに言われて病院に見舞いに行った
痩せ細ってちっちゃくなった足をしばらくさすって
『また来るね』
とドアを開けたその時
掠れた細い声しか出なかったばあちゃんが
『元気でね!』
と大きな声で叫んだ
これでお別れと直感した
この時、大きな声で叫んだという祖母。
しかし上述したように、祖母は当時やせ細っていただけでなく、かすれた声しか出せなかったそうです。
そのため、本来ならば大きな声を叫ぶことはできないはず。
祖母は、大塚さんと会えるのは「これが最後」だと思ったのかもしれません。
大塚さん自身、振り向くことなく「うん」とだけいい、「これでお別れだと直感した」と振り返っています。
多くのファンから、大塚さんのエピソードに対して、似たような体験談などのコメントが寄せられました。
・うちの祖母は認知症で、ほとんど会話をしていない状態でしたが、亡くなる直前に突然、家族に思い出を語ったことがありました。
・大好きなおばあちゃんに、力強く手を握られて「頑張るんだよ!」といわれたなぁ…。
・通勤中なのに、思わず涙が出てきました。
どんなに医療が発達した現代でも、人にはいつか『お別れ』がやって来ます。
だからこそ、限られた時間を大切にして生きていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- @AkioOtsuka
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