フリーアナウンサーの袴田彩会が10日に都内で開催された自身の1st写真集『Another』(ワニブックス)発売記念イベントに出席した。


東北放送アナウンサーで、タレント・葉加瀬マイの実妹としても知られる袴田は、元千葉ロッテマリーンズ里崎智也氏のYouTubeチャンネル『里崎チャンネル』でアシスタントMCを務め、ネットを中心に人気が急上昇。2021年には、スポーツナビ(Yahoo!)が実施したユーザー投票による「好きなスポーツアナウンサーランキング・女性編」で1位を獲得するなど、プロ野球ファンにはおなじみの存在となった。



今回の写真集も、『里崎チャンネル』をチェックしていたプロ野球ファンである編集者からのラブコールに袴田が応える形で刊行が決定したという。袴田は、「写真集をもし出すなら人生で一度きり。撮り下ろしのグラビアも、今後きっとやらないと思います。だからこそ、皆さんの記憶に残るような一冊にしたい」と撮影に臨んだ。


袴田は「写真集が完成して、本当に本当に幸せな気持ちでいっぱいです」と歓喜。「もともと私は仙台のローカル局のアナウンサーをしていたんですが、その時にはまさか自分が写真集を出すことになるなんて思ってもいなかったので今でも信じられないなとびっくりしているところがある」と心境を語った。


また、「自分にまったく自信がなくて、スタイルもそうですし、写真ももともと得意ではなかったので、嬉しい気持ちの反面、『私なんかが』という気持ちで、一回、写真集の話はお断りをしているんです」と告白。続けて「そこからマネージャーさんや編集の方とお話をする中で、アナウンサーって主役になれるお仕事がなかなかなくて、私の性格としても二番手が向いているなと思うところもあるんですけど、『写真集はみんなが自分のためにいろいろ尽くしてくれて、主役になれる仕事だよ。楽しいよ』と言っていただいて、私も一回は主役になってみようと思って決断しました」と周囲の声に突き動かされたことを明かした。


お気に入りはお尻が大きく写し出されたカット。袴田は「もともとお尻がものすごくコンプレックスだったんです。ただただ大きなお尻で、パンツを履くのもお尻が大きいから入らないなとかぴったりしたスカートもお尻が大きいから目立つなとか。お尻に悩んでダボっとした洋服を着たりしていたんです」とした上で、「お尻を見せて良いのかなという気持ちで臨んだら、皆さんに「本当にいいお尻だね」「なかなかグラビアをやっている子でもこんなに良いお尻の子はいないよ」と褒めていただいて。撮影中はお尻の話題でもちきりだったんです。その内にコンプレックスだったお尻が、なんなら体の一番好きなところになったくらい大好き」と打ち明けた。


姉である葉加瀬の反応を聞かれると「出来上がった写真集を昨日見せました。姉には実は、数枚しか見せていなかったんですけど、昨日初めて全貌を見てもらったら、最初初に出た言葉が「あやちゃんここまでやらなくていいよ」(笑)。姉が「私でもこのカットはやってないよ」と言うようなカットもあって。姉としては、妹をいつも心配しているところがあったので」と葉加瀬が驚いていたことを報告。「でも全部見終わった後に「すごい頑張ったね、良い写真集だね」「すごいきれいに撮ってもらったと思うよ」と言ってもらいました」と感謝した。


袴田曰く、写真集に挑戦しようと決断したのも、葉加瀬の「やってみたらいいんじゃない」という声がきっかけの一つでもあるそう。また、「「グラビアってポーズはどうしたらいいの」っていうのも聞いたんです。私としては女豹のポーズとか、そういうのを撮らないいけないのかと思っていたんですけど、そんなこともなく。「あやちゃんらしく動いて、立っていればいいから」と言われました」とグラビア経験が豊富な姉からのアドバイスも紹介。


さらに、「写真集は最初で最後という思いを持って臨んだので、出し惜しみもしたくないし、後悔するものにもしたくない。だから「こういう衣装は嫌です」とか「こういうことはやりません」じゃなくて、「私のできるかぎりのことは全部やります!」と編集の方にお伝えしました。一回きりだからという思いで作ったので、皆さんびっくりする写真集になっているんじゃないかなと思います」とアピールしていた。

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