新海誠が、12月12日(月)に放送される「クローズアップ現代」(毎週月~水曜夜7:30-7:57、NHK総合)に出演することが分かった。同番組は、政治経済の動きから、暮らしに直結する話題や最新トレンドまで、幅広いテーマを徹底した現場取材で掘り下げる。今回は、日本を代表するアニメーション監督・新海に桑子真帆アナウンサーがインタビューする。

【写真】映画「ずすめの戸締り」の舞台挨拶に登壇した新海誠

東日本大震災に向き合い続ける理由…舞台挨拶の裏側にも密着

2022年11月に劇場公開された「すずめの戸締まり」の原作・脚本・監督を務めた新海。エンターテインメント性が高く多くの支持を受けているが、実は東日本大震災を真正面に描く意欲作であると話題を呼んでいる。番組では、なぜ監督が東日本大震災に向き合い続けるのかを探るべく、東北での舞台挨拶の裏側にも密着。映画制作の不安を告白しながら被災した当事者たちと交流する姿を追った。「いま、“物語”に何ができるのか?」新海の思いの真相に迫る。

■アニメーション監督・新海誠コメント

映画を一本作って公開すると様々な声が届きます。それらの言葉にずっと励まされたり教えられたりしてきました。しかし、監督である自分に向かっては決して語られないような言葉、僕からは見えてこないような声をずっと聞きたかったのです。番組の取材と桑子さんとの対話は、その声の一端を聞かせてくださいました。心から感謝しています。

桑子真帆アナと新海誠/(C)NHK