21年「新語・流行語大賞」のトップ10にも選出された「Z世代」。概ね10歳から25歳の男女を指す言葉なのだが、その世代の状況をあまり把握していないようで、元グラドルでタレントのおのののかの発言が、松岡修造を凍りつかせる場面があった。

 去る12月1日、都内で行われた会計バンク「スマホ会計FinFin、スマホインボイスFinFin」発表会でのひと幕。話の流れから、パソコンを使ったこともなく、持っていないとしたおのに、松岡が驚きの表情で「ちょうど僕、Z世代の取材したんですよ。Z世代?」と質問。「Zではないのかなあ、いちおう平成生まれではあるんですけど、91年生まれで」と、おのが返すと松岡は「それはZに入ってないですね」。さらにおのは「ハハハ。入ってないくせにパソコンが使えないっていう」とたたみかけたのだった。

 ネットウォッチャーがこの時の松岡の表情に注目する。

「おのは、若いZ世代はパソコンを扱えない世代だと勘違いしたんだと思います。だから、Z世代以前に生まれ、パソコンを使えて当然の自分が使えないことを笑いにしたかったんでしょう。しかし、地域に差はあれど今時の子どもは小学生のうちから授業でパソコンを教わるわけです。それを知っている松岡は、おのを傷つけずにどう切り返したものか、あわよくば笑いに変えたいと考えたんでしょうが判断に悩み、しゅん巡。それが凍りついたようにも見え、むしろ笑えると話題になっているのです」

 おのは、昨年10月29日に第1子女児を出産。いずれ小学校に上がって、この日の発言を後悔交じりに振り返るかもしれない?

 ちなみにこの模様は12月6日、YouTubeチャンネル〈fieldcasterjapan〉で一部披露されている。

(所ひで/YouTubeライター)

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