大学サッカー冬の王者を決める『MCCスポーツpresents 2022年度 第71回 全日本大学サッカー選手権大会』。1回戦から中2日で行われた2回戦では、シード校である関東・関西の強豪校が登場した。だが、日本代表・長友佑都の母校であり関東王者の明治大学三笘薫の母校・筑波大学らがまさかの初戦敗退。波乱含みの序盤戦となった。


12月11日(日)に行われた2回戦からは、関東6校、関西2校、計8校のシード校が参戦。いずれも優勝候補と目される実力校揃いで、明治大学(関東第1代表)は長友佑都筑波大学(関東第3代表)は三笘薫、桐蔭横浜大学(関東第4代表)は山根視来、法政大学(関東第5代表)は上田綺世など、『FIFA ワールドカップ カタール2022』の日本代表選手を輩出している。

だが、優勝経験もある関東の強豪がまさかの2回戦敗退。明治大、筑波大は先制されるも追いついて延長戦までもつれこんだが、明治大は延長後半のアディショナルタイムに失点。筑波大はPK戦で敗れ去った。またGKが退場となった法政大は、後半だけで5失点を喫し完敗。筑波大、法政大を下して2回戦進出を決めたのは、中京大(東海第3代表)と常葉大(東海第2代表)の東海勢。東海代表3チーム中、2チームがベスト8に残る快挙となった。

一方、関東王者の明治大に勝利したのは仙台大(東北第1代表)。夏の総理大臣杯では、前年度総理大臣杯優勝校の法政大を下して話題となったが、本大会でも優勝候補筆頭の明治大を退け、夏の勝利がフロックではないことを証明してみせた。また、総理大臣杯で初の全国大会ベスト8の成績を残した新潟医療福祉大学北信越第1代表)は、びわこ成蹊スポーツ大学(関西第2代表)に逆転勝利を収め、夏に続き冬の大会でもベスト8進出を果たした。総理大臣杯王者の国士舘大学(関東第6代表)は阪南大学(関西第3代表)を、また関西王者の関西学院大学(関西第1代表)は、東海チャンピオンの静岡産業大学(東海第1代表)を、それぞれ接戦の末に下している。
東京国際大(関東第2代表)は3-0と完勝。後半は高松大(四国代表)にシュートを1本も打たせなかった。
北海道教育大岩見沢校(北海道代表)に先制を許した桐蔭横浜大(関東第4代表)だが、川崎フロンターレ内定・山田新のゴールなどで逆転に成功。3回戦進出を決めた。

この結果、3回戦に進出するのは仙台大、東京国際大、桐蔭横浜大、国士舘大、新潟医療福祉大、常葉大、中京大、関西学院大の8チームとなった。関東勢は2回戦で半数が敗れ去り、3チームが残った。そのうち東京国際大と桐蔭横浜大は3回戦で対戦し、関東勢同士で潰し合うことに。関東に次ぐのは東海勢の2チーム。それに東北、北信越、関西がそれぞれ1チームずつとなっている。例年、関東・関西勢で占められることの多いベスト8だが、今大会は地域勢の活躍によって、先が読めない展開となっている。


12月17日(土)
[17]11:00 仙台大学 vs 国士舘大学AGFフィールド

12月18日(日)
[18]11:00 新潟医療福祉大学 vs 中京大学相模原ギオンスタジアム
[19]11:00 東京国際大学 vs 桐蔭横浜大学 @流通経済大学龍ケ崎フィールド
[20]14:00 常葉大学 vs 関西学院大学相模原ギオンスタジアム

※[]内の数字はマッチナンバーになります。
  • 2回戦結果詳細・公式記録

以下のページをご参照ください。
https://www.jufa.jp/news/news.php?kn=1363

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  • 大会詳細(日程、会場案内等)

大会公式サイト
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北海道・東北・関東・北信越・東海・関西・中国・四国・九州の全9地域を代表する大学が、ノックアウト方式で激突し、冬の王者・大学日本一を決める大会。
出場するのは、全9地域のリーグ戦で優勝または上位チームと、夏の全国大会『総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント』の優勝大学の計24チーム。

配信元企業:一般財団法人全日本大学サッカー連盟

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