横浜F・マリノスは13日、同クラブに所属しているDF小池龍太、DF小池裕太が2023シーズンの契約を更新したことを発表した。

 小池龍太は1995年8月29日生まれの現在27歳。JFAアカデミー福島出身で、当時JFL日本フットボールリーグ)だったレノファ山口FCでキャリアをスタートさせた。山口のJ3リーグ入り、その後1年でのJ2昇格に貢献すると、2017シーズンからは柏レイソルプレー。2019年夏にはベルギー2部のロケレンへ完全移籍し、初の海外挑戦も経験した。しかし、ロケレンが裁判所から破産宣告を受けたことに伴い、2020シーズン途中から横浜FMに加入。2022シーズンは左右のサイドバックに加えてボランチでもプレーし、明治安田生命J1リーグ26試合の出場で3ゴールを記録。7月に行われたEAFF E-1サッカー選手権2022に臨む日本代表メンバーにも選出されていた。

 一方、小池裕太は1996年11月6日生まれの現在26歳。流通経済大学在学中の2018年夏にベルギー1部のシント・トロイデンに加入したが、出場機会を確保できず、翌年に鹿島アントラーズへ期限付き移籍。2020シーズンからの2シーズンはセレッソ大阪プレーした。2022シーズン開幕前に横浜FMへ加入。主に永戸勝也のバックアッパーという立ち位置ながらも、明治安田生命J1リーグでは8試合に出場して1ゴールを挙げた。JリーグYBCルヴァンカップでは2試合、天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会では2試合、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では2試合に出場している。

 2022シーズンの明治安田生命J1リーグで3シーズンぶりとなる優勝を果たした横浜FMにとって、今オフの契約更新選手はこれで3人目。既にFW宮市亮との契約更新が発表されている。

横浜FMが小池龍太(左)、裕太(右)との契約更新を発表 [写真]=金田慎平