2006年11月に起き、当時“ロンドン警視庁史上最も複雑、かつ危険な捜査”と言われた「リトビネンコ事件」。その捜査の全貌を追ったノンフィクションドラマリトビネンコ暗殺」(全4話)が、12月22日(木)よりスターチャンネルEXにて独占配信。このたび本作の予告映像とキービジュアル、吹替え版キャストが一挙に解禁された。

【写真を見る】歴史に残る暗殺事件の真相はいかにして暴かれたのか…徹底的なリサーチで完全再現

旧ソ連国家保安委員会(KGB)の流れをくむロシア連邦保安局(FSB)の元工作員で、反ロシア活動家アレクサンドル・リトビネンコ。イギリスに亡命後、プーチン政権下で行われた様々な事件の内幕を暴露した彼が、イギリス国籍を取得した直後に突然吐血し、死亡したことで世界に衝撃を与えた「リトビネンコ事件」。本作は、リトビネンコの妻マリーナロンドン警視庁の捜査官ら関係者の全面協力のもとで、イギリス政府がプーチン大統領の事件への関与を正式に表明するまでの約10年に及ぶ苦難と奮闘を再現していく。

このたび解禁された予告映像は、病院に運ばれたリトビネンコ(デヴィッド・テナント)が、「暗殺を指示したのはプーチン大統領だ」と刑事に訴えるシーンから始まる。毒を盛った犯人の行方を突き止めるべく懸命に捜査を行なうロンドン警視庁の刑事たちに、夫の死後も真実の追求を訴え続ける爪のマリーナ(マルガリータレヴィエヴィ)。歴史に残る暗殺事件の真相はいかにして暴かれていったのか、ノンフィクションならではの緊迫感あふれる映像に仕上がっている。

またあわせて、主要キャスト3名の声を務める吹替え版キャストも発表に。アレクサンドル・リトビネンコ役には鈴村健一マリーナ役には清水はる香、そしてロンドン警視庁ブレント・ハイアット警部補役には間宮康弘と、実力派声優たちが集結。是非吹替え版でも、この衝撃のノンフィクションを目撃してほしい。

■<吹替え版キャストコメント

鈴村健一(アレクサンドル・リトビネンコ役)

「本当の現場をロケ地にしているほど、徹底したリアリティの上で制作されたノンフィクションドラマです。だからこそ、その生々しい息づかいを声で支えられればと思いアフレコに臨みました。いまの時代だからこそ見るべき価値のある作品です。ぜひご覧ください」

●清水はる香(マリーナリトビネンコ役)

「この作品を“いま”制作し、“いま”放送する意味を、私なりに感じながら吹替えに挑みました。全4話と短いシリーズですが、多くの方の心に残るドラマだと思います。皆様ぜひご覧ください」

間宮康弘(ブレント・ハイアット役)

「本作品でブレント・ハイアット刑事役を担当させていただきました。この作品は、2006年イギリスで起きた実話を元に制作されています。ー事実は映画を超える、『“本当に起こった”怖い話』ー戦慄のドキュメント作品『リトビネンコ暗殺』。スターチャンネルにて、是非是非ご視聴下さい!」

文/久保田 和馬

海外ドラマ「リトビネンコ暗殺」吹替えキャストが発表!/[c]ITV Studios Limited All rights reserved.