カタールワールドカップ(W杯)では失意のベスト8での敗退となったブラジル代表。レジェンドへの敬意を表してとある計画を立てているようだ。

史上最多となる6度目のW杯優勝を目指して臨んだブラジル代表。グループステージ初戦でエースのFWネイマールが負傷するアクシデントもあったが、無事にグループステージを突破した。

ラウンド16では、そのネイマールも復帰。韓国代表相手に前半で4ゴールを記録するなど圧勝したが、準々決勝ではクロアチア代表を相手にPK戦の末に敗戦。志半ばで大会を去ることとなった。

20年ぶり、6度目の優勝を目指したブラジルだが、大会前には“キング”と呼ばれるペレ氏が入院したことが報道され、大腸ガンの治療を行っているものの、投薬治療は効果がないという状態だ。

そのため、ペレ氏は終末期ケアをスタートしている状況。それでも、自身のインスタグラムを更新するなどして、健在である事をアピールしている。

韓国戦後にはペレ氏を元気付けようとバナーを掲げたブラジル代表の選手たち。さらなるエールとして、新たな計画を立てているという。

それは、ユニフォームの胸についているブラジルサッカー連盟(CBF)のエンブレムの上にある5つの星のうち、3つをハートに変えるというものだ。

この5つの星はブラジルのW杯優勝回数を示しており、そのうちの3つは1958年1962年1970年とペレ氏が優勝を経験した年のものだ。

ペレ氏が経験した優勝をハートに変える計画があるとのこと。2023年3月にブラジル代表は2026年のW杯に向けて新たなチームを発足。そこで計画されているようだ。

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