川口春奈が主演、目黒蓮(Snow Man)が出演する木曜劇場「silent」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)第10話が、12月15日(木)に放送される。

【写真】考え事をしながら真剣にミシンをかける光(板垣李光人)

完全オリジナルとなる同ドラマは、川口演じる主人公・青羽紬が本気で愛するも別れることになってしまった目黒演じる高校時代の恋人・佐倉想と8年の時を経て偶然に再会。そこに待ち受けていた現実と向き合いながらも寄り添い、乗り越えていこうとする姿を描く。

大切な人との別れを乗り越え、今を生きようとしている女性と、障がいを患ってしまったことで自分と向き合えず別れを選んでしまった青年。音のない世界でもう一度“出会い直す”ことになった二人と、それを取り巻く人々が織り成す、切なくも温かいラブストーリーだ。

紬の中学時代からの同級生・戸川湊斗を鈴鹿央士が演じる他、想の母親・佐倉律子役を篠原涼子、妹の萌役を桜田ひより、想の姉で現在は結婚して実家を離れている井草華役を石川恋、紬の6歳下の弟・光役を板垣李光人が務める。

また、夏帆が大学時代の想を支えた、生まれつき耳が聞こえない桃野奈々役で、風間俊介が紬が手話を学ぶために通い始めた手話教室の講師・春尾正輝役で、佐藤新(IMPACTors)が紬の同僚・田畑利空役で出演する。

■第10話のあらすじ

紬(川口春奈)の部屋にCDを借りにきた想(目黒蓮)は、2人の距離が近づいていく中で、紬の笑顔を見るたびにうれしくなる反面、ふと紬の声が自分に聞こえてこないことを寂しく感じてしまう。

そんな想の様子を心配する紬は親友の真子(藤間爽子)にどうして想と付き合わないのか聞かれ「なにか言いづらいことがあるのだろうから、呑気に“付き合ってほしい”なんて言えない」と答える。

そんな2人の事情を、光(板垣李光人)から聞いた湊斗(鈴鹿央士)は、あることを伝えるために想を呼び出す。

――という物語が描かれる。

■予告映像で流れる紬と想の関係に「幸せになりますように」の声

同ドラマの公式ホームページ、公式Twitter、公式Instagramで公開されている予告映像では、想が紬に「手話するとき 声出してるよね?」と聞くと、「だいたい いつも しゃべりながらだね」と答える紬の姿や、「ときどき、すごい寂しそうな顔するんだよね 最近ずっと気になってた」と言う紬の声の後に、想が紬とつないでる手を放し、寂しそうな表情をするシーンなどが映し出されている。

これらの印象的なシーンに「想がお母さんに“ありがとう”と言うシーンで号泣しました」「紬と想のじゃれ合い最高でした、キュンキュンでした」といった9話の感想と共に「想くん、黙っていなくならないでね…」「紬と想が幸せになりますように」「もうすでにsilentロスです…」などの声が上がり、注目が集まっている。

紬(川口春奈)にいたずらしようと楽しそうな表情をする想(目黒蓮)/(C)フジテレビ