フランクフルトは14日、アルバニア2部のFKディナモからU-21アルバニア代表GKシモン・シモーニ(18)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの4年半となる。

2021年夏に母国のシェンコリのユースチームからディナモに加入したシモーニは、192cmのアスリート能力に優れるGK。今シーズンはここまで公式戦10試合に出場するなど、18歳ながら守護神を務めている。

また、U-16チームからアルバニアの世代別代表チームの主力を担っており、将来的にはA代表の守護神への到達も期待される逸材だ。

GKコーチのヤン・ツィンマーマン氏は、「シモンは彼の年代において最も優れたGKのタレントの1人であり、すでにシニアレベルで経験を積んでいる。彼は優れたダイナミズムと大きな可能性を備えた勇敢なGKだ」と、早くもその才能に惚れ込んでいる。

一方、フランクフルトでスポーツディレクターを務めるマルクス・クレシェ氏は、「シモン・シモーニは、我々のゲームに必要な多くの属性をもたらし、我々が求めるプロファイル完全に一致している」と、若きアルバニア人GKの今後の適応へ自信を示している。

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