「たった一杯で、幸せになるコーヒー屋」として、こだわりのコーヒーを提供する猿田彦珈琲。オリジナルブレンドやシングルオリジンなどのコーヒーを中心としたメニューが楽しめるコーヒーショップだが、今回下北沢店が2022年12月12日~25日(日)の期間限定で営業時間を24時まで3時間延長。夜メニューが登場する。

【写真】期間限定で楽しめるカクテルやフードも登場する

バリスタが開発したコーヒーカクテル

猿田彦珈琲 下北沢店」が変わった。12月12日から「SARUTAHIKO COFFEE 夜の部」を期間限定でスタート。これまで21時までの営業だったが、通常のカフェ営業を19時30分までとし、20時~24時までを“夜の部”として延長営業。夜の部のために開発されたコーヒーカクテルやノンアルコールカクテル、夜パフェなどのフードメニューが登場している。

注目はやはりコーヒーカクテル。「ジャパン ラテアート チャンピオンシップ」2連覇、「ジャパンバリスタチャンピオンシップ」でファイナリストにも選ばれるなど、猿田彦珈琲の実力派バリスタ伊藤大貴氏と開発した、豆の風味を最大限に活かした3種のコーヒーカクテルが楽しめる。

3種のコーヒーカクテルは、ラム×コーヒー×マスカルポーネクリームを組み合わせた「ベルベットティラミスマティーニ」、ラム×コーヒー×バター×ミルクで作る「ホット・バター・ラム・カウ」、コーヒーズブロッカ×瀬戸内レモン×トニックウォーターを合わせた「ほろにがレモントニック」(各900円)。

中でもおすすめは「ベルベットティラミスマティーニ」。エスプレッソの風味に合うラムとクリームがマッチしたカクテルで、表面にはココアウダーと、三日月のようなラズベリーウダーを振りかけている。口をつける場所によって味わいが異なるのも楽しい。マスカルポーネクリームココアの組み合わせにラムの風味をプラスすることで大人のティラミスになっている。

コーヒー以外のカクテルも。見た目も鮮やかでかわいいのが「もこもこピンク・フィズ」(900円)。ローズベルモットを使用しラズベリーシロップなどの素材をシェーカーでミックスし、トニックウォーターを注ぐと“もこもこ”な泡が出てくる。ベリーの風味の泡と甘酸っぱいドリンクの層を楽しめる。こちらは紅茶を使ったノンアルコールタイプもあるので、お酒が苦手な人も“もこもこ”を味わえる。

そして、今回の“夜の部”でぜひおすすめしたいのが「KUMOアフォガードパフェ」(700円)。ドライアイスの煙の上に盛り付けられたパフェは、夜、ちょっと甘いものが食べたいときや、流行りの“シメパフェ”としてもぴったり。

猿田彦珈琲のアイスクリームブランド「Tiki Taka ICE CREAM」で人気のピスタチオアイスにムースショコラ、2種類のマドレーヌを組み合わせ、上には綿菓子をトッピング。

そこに別添えの熱々エスプレッソを注ぐと、綿菓子が溶ける。綿菓子の甘さでエスプレッソの苦味を緩和し、ほろ苦いエスプレッソソースに。香ばしくてコクのあるピスタチオアイスにマッチ。そして、特筆すべきはムースショコラ。軽やかな食感と生チョコのような濃厚さがかなり美味しい。このパフェ目当てに訪れたくなる味。

ほかに、アルコールのおつまみになりそうなフードや、夜のおなかを満たしてくれるホットサンドなどのメニューもある。もちろん、コーヒーメニューの利用もOK。店内の雰囲気も変わり、昼間のカフェとは違う空間の“夜の部”。12月25日(日)までの期間限定営業だが、通いたくなる心地良さ。限られた営業だが、ぜひ“猿田彦珈琲Bar”を体験しよう。

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「猿田彦珈琲 下北沢店」が今だけ“夜の部”をスタート