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大晦日と言えば“サブちゃん”こと北島三郎。この人を見ないと年は越せない

大晦日は忙しい家族が集まり、一年を変わりなく過ごせたことを感謝しあう日。そんな日には“いつもと変わらぬ安定感”を求める視聴者が多いもの。NHK紅白歌合戦では若者重視の人選が目立つ一方、テレ東の“年忘れ”は期待を裏切りません。大晦日にふさわしい贅沢な出演陣が揃った、という印象です」(テレビ誌ライター)

紅白の裏で音楽番組を続け、毎年“絶対にはずさない名曲”をラインナップしてきた「年忘れにっぽんの歌」(テレビ東京系)。第55回となる今年の出演者が発表された。

出演者の過半数が60代以上のベテランばかりで、北島三郎(86)や里見浩太朗(86)といった大御所の姿も。それだけ、長く愛されている人たちが、それぞれの代表曲や誰もが知っている名曲を披露する。さらに、ベテランだけに持ち歌も多く、どの曲が聴けるのだろう、という楽しみもある。

「年末の顔ともいえる北島三郎さんは、17年の番組50回目という節目にオリジナル曲『にっぽんの歌』を作曲しており、番組への思いを感じます。視聴者としても『サブちゃんを見ないと年を越せない』という思いを持つ人は多く、北島さんの出演は大きな目玉でしょう。また、ベテラン歌手がほとんどの中、山内惠介(39)や丘みどり(38)、大江裕(33)らこれからの演歌界を引っ張っていく存在にも注目したいですね」(前出・テレビ誌ライター)

出演者のほとんどが紅白出場経験者ということにも注目したい。

北島三郎、五木ひろし(74)は実に50回以上出演。そして毎年豪華衣装で視聴者を楽しませていた小林幸子(69)や美川憲一(76)の姿も。これぞ大晦日という感じですね」(前出・テレビ誌ライター)

さらに、早見優(56)、南野陽子(55)、森口博子(54)と、昨今の80年代ブームもカバー。ほかの大型音楽番組とは少し違うラインナップなのも新鮮だ。

「昨年の世帯視聴率は、紅白は34.3%で過去最低を記録。一方の『年忘れにっぽんの歌』は8.3%で前年より1%近く上昇。“演歌排除”ともとられかねない出演陣となった紅白の裏で、今年は“年忘れ”のさらなる注目度アップが予想されます」(前出・テレビ誌ライター)

『年忘れにっぽんの歌』はテレビ東京系12月31日(土)午後4時~午後10時まで。怒涛の6時間、日本の名曲が楽しめる。

■出演者

【女性陣】

麻丘めぐみ(67)、石川さゆり(64)、市川由紀乃(46)、大月みやこ(76)、丘みどり(38)、香西かおり(59)、伍代夏子(60)、小林幸子(69)、小柳ルミ子(70)、坂本冬美(55)、島津亜矢(51)、神野美伽(57)、瀬川瑛子(74)、田川寿美(47)、天童よしみ(68)、中村美律子(72)、長山洋子(54)、畠山みどり(83)、早見優(56)、原田悠里(67)、藤あや子(61)、三沢あけみ(77)、水森かおり(49)、南野陽子(55)、森口博子(54)、八代亜紀(72)、山本リンダ(71)

【男性陣】

五木ひろし(74)、梅沢富美男(72)、大江裕(33)、梶光夫(77)、北島三郎(86)、北山たけし(48)、里見浩太朗(86)、サンプラザ中野くん(62)/パッパラー河合(62)、純烈、千昌夫(75)、DAIGO(44)、田辺靖雄(77)・九重佑三子(76)、中西保志(61)、新沼謙治(66)、橋幸夫(79)、氷川きよし(45)、福田こうへい(46)、細川たかし(72)、堀内孝雄(73)、前川清(74)、松平健(69)、美川憲一(76)、宮沢和史(56)、三山ひろし(42)、山内惠介(39)、山口智充(53)、山田太郎(74)、山本譲二(72)、横山剣(62)

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