巨人の吉川尚輝12月13日NPO法人フローレンスの事務所を訪れ、経済環境が厳しい家族に向けたボランティア活動を行った。

 吉川は今季から、経済的な理由で夢を諦めざるをえない子供をなくす社会貢献活動「吉川尚輝チャイルドドリームプロジェクト」をスタート。「シーズンの公式戦で自身が記録した得点数と盗塁数の合計×1万円」を寄付することを発表していた。今季は64得点、16盗塁だったため、80万円を寄付。対象家庭に送られるクリスマスプレゼントの梱包作業を体験した。

 来季からは副キャプテンを担うこともあり、責任感の強い吉川らしい社会貢献活動といえる。

 この行動を知ったファンからは「坂本もボランティアに励め!」との厳しい声が上がっている。スポーツ紙デスクもこれに頷きながら、

「坂本は今年9月に一部週刊誌に女性関係の醜聞が報じられ、ファン離れが加速しています。球団も知らぬ存ぜぬを貫き、一切の処分が下されていない。怒りとともに、ガッカリ感が広がり続けるのは当然のこと」

 坂本も昨季から、児童養護施設や母子生活支援施設の子供たちを試合に招待する「坂本勇人シートsupported by MIZUNO」を実施しており、金額的には吉川を上回る社会貢献活動を行っているのだが…。

「6億円もの年俸をもらっているのだから出し惜しみするな、ということでしょう。自ら額に汗をするようなボランティア活動でもしない限り、オフもバッシングは続きそうです」(前出・スポーツ紙デスク

 最近の子供たちはネットリテラシーが高く、多くが坂本がやらかしたゲス行状を理解している。スキャンダルにまみれた「坂本シート」は、野球少年たちにまで敬遠されることになるかもしれない。

(ケン高田)

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