町田啓太が、12月19日発売の『AERA12月26日増大号(株式会社朝日新聞出版)の表紙とインタビューに登場。インタビューでは1年を振り返りながら、忙しいなかでも自由な感性を大切にしながら演じる醍醐味についてじっくり語っている。大好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、舞山秀一と、海を”自然のホリゾント”にしてのポートレート撮影に挑んだ。同じく大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、木村多江を新たなゲストにここでしか聞けないトークを繰り広げる。




表紙に登場する町田啓太は今年出演した様々な作品について振り返る。映画『太陽とボレロ』では「楽しむことは最強なんだと感じさせてくれた」、初のゴールデンタイム主演を務めたドラマ『テッパチ!』では「もう頭が燃えるんじゃないかと思うくらい考えました」など。俳優としての信念を尋ねると、「地道に」「丁寧に」という言葉をつかって、思いを語った。


そして「変化」についても。以前は寝る時間が少なくてもいいので仕事がしたいと思っていたけれど、いまは自分をないがしろにしてはいけないと思うようになったとか。「頑張れるときもあれば頑張れないときもある。周囲が補い合えたらいいな」と言う。蜷川実花撮影による赤を基調にした表紙とグラビアは、深く透き通ったまなざしが印象的。クリスマスシーズンにぴったりのあったかい表紙になっている。


好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」では、「海の写真の撮り方、教えてほしいんよね」という向井と、日頃から海でポートレート撮影をしている舞山秀一が、千葉の九十九里浜に向かった。あいにくの天気だったが、「曇ってるほうが、意外と好き」という舞山が、向井の「一瞬のフォルムの美しさとか、表情の美しさ」を切り取っていく。ブルーグレーの空と海が、モノトーンのジャケットに身を包んだ「海でこんなん着てるやつおらんやろ!(笑)」な向井を引き立て、「めちゃめちゃかっこいい」仕上がりに。海風に乱れる髪を「手で一生懸命押さえてる姿も」向井さんの「かわいさにもなったりする」、「風を味方に」した写真も必見だ。また、“鏡張り”になった波打ち際でも撮影を試みた。センスの塊である、向井ならではの視点が遺憾なく発揮された写真の数々を、ぜひ誌面でチェックしよう。


「松下洸平 じゅうにんといろ」では、新たなゲスト木村多江との対談が、今号から4回続く。今春のドラマ『やんごとなき一族』で初共演し、親子役だった二人。木村は「どうやったらこの人のお母さんになれるのかな、とずっと考えていた」と言います。松下は「多江さんの目を見た時に『あなたの母親でいたい』という気持ちをキャッチした瞬間がありました」と答える。撮影現場の風景が目に浮かぶような対談、そしてほんわかした二人の関係性が見える撮り下ろし写真、必見だ。


■『AERAアエラ)』2022年12月26日増大号

2022年12月19日(月曜日)発売

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