今月9日、アメリカ在住の女性が自身の身に起きた驚きの出来事をTikTokでシェアし大きな話題を呼んでいる。アパートに住む女性は部屋で奇妙な音を聞いたが音の出どころが分からず困惑していると、隣人の部屋と境になっている壁から1匹のハムスターが顔を覗かせたのだ。このハムスターは飼い主の部屋から壁をかじって穴を開け、女性の部屋にまでやってきたという。『New York Post』などが伝えている。
予想外の出来事をTikTokでシェアしたのは、米テキサス州ミッドロシアン市にあるミッドロシアン高校でバレーボール選手として活躍するケンナ・ブキャナンさん（Kenna Buchanan）だ。
ケンナさんはアパートに住んでいるが、当時ルームメイトのカイリーさん（Kiley）が外出して1人で寛いでいたところ、どこからともなく奇妙な音が聞こえてきた。心当たりのない音が気になったケンナさんは、それが壁の端に開いていた隙間から聞こえることに気付いた。しかし出どころが分かっても音の正体が分からず不安を覚えたケンナさんは、カイリーさんに「助けて。何かが私たちのアパートに穴を開けて侵入しようとしているみたい」とメッセージを送った。
音に気付いた時には隙間程度の穴だったが、時間とともにどんどん広がっていった。いったい何が穴を広げているのかとケンナさんが恐れていると、ついにその正体が大きくなった穴から姿を現した。壁に穴を開けていたのは、隣に住む住人が飼っているハムスターの“リンダ（Linda）”だったのだ。
カイリーさんが撮影した動画には、壁に開いた穴から頭を出してカメラを見つめるリンダの姿が映っていた。リンダは飼い主の部屋の壁に穴を開け、隣接するケンナさんの部屋まで辿り着くと壁をかじりながら自分の顔を出せるほどの穴を作り出したようだ。
当時の様子を撮影した動画をカイリーさんが自身のTikTokに投稿すると、再生回数が200万回を超えるほど反響を呼んだ。隣の部屋のハムスターが壁をかじってやって来るという出来事に、コメント欄には「リンダは遊びたかったのかな？」「美味しいおやつを持っている人を知っていたのかもね」「これは面白すぎる」「野生動物かと思ったよ」「ペットの知られざる日常を捉えた映画になりそう」などといった声が寄せられた。
その後、リンダを捕獲しようとしたケンナさんだったが、リンダは穴から出てこようとしなかったのでトルティーヤチップスを差し出して誘い出すことに成功し、無事に捕まえて飼い主に手渡すことができたそうだ。
ちなみに隣人のペットと言えば先月、窓から身を乗り出して隣人を凝視する猫が“ちょっと変わったストーカー”として話題を呼んでいた。
画像は『kenna buchanan 2022年12月9日付TikTok「Entertaining night, the time my neighbors hamster chewed through our wall into my apartment!」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 iruy）
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