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 カタールで大舞台を経験したサムライの名前が、サッカーの母国で飛び交っている。

 ワールドカップでの戦いを終えた鎌田大地プレミアリーグ移籍の噂が伝えられている。すでに昨シーズン途中より、イングランドの他、イタリアクラブからのオファーなども報じられてきた中、フランクフルト残留を決断。しかし、今季も常に欧州各国リーグへ移る可能性が囁かれ続けてきており、英国内では日本人ミッドフィールダー獲得を望むクラブとして、複数の名前が挙がっている。

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 ニュースメディア『Birmingham Live』ではアストンビラが「攻撃陣にトップクラスのタレントを求めている」とアタッカーの補強を進めていると述べ、その上で候補の1人として「ワールドカップスター、日本の攻撃的ミッドフィールダーのカマダ」と記している。

また「26歳の彼は今シーズン、フランクフルトで12ゴール4アシストを記録。ストライカーから離れた中央のポジションでプレーしており、カタールで行われた日本の4試合すべてに先発出場した」とクラブや代表での実績を強調。さらに「彼はアストンビラにサインするだろう、それについては間違いない」と今後の契約への見込みを述べた。

 他に、サッカーサイト『Football Insider』は、現地識者の見解とともに、別のクラブへの移籍を有力視している。鎌田のトットナム移籍を予想するトピックを配信しており、その中で「トットナムの専門家であるジョン・ウェンハム氏が、すでに交渉が進んでいる可能性があると主張している。1月の移籍市場初日に契約前取引が発表される可能性があるようだ」と指摘。さらに、ウェンハム氏による「我々はすでに1月のウィンドウの前に仕事でハードになる」と語ったコメントも掲載している。

 ワールドカップでは日本の躍進を支え、今後はフランクフルトで勝ち進んでいるチャンピオンズリーグの戦いも待っている鎌田。この先、さらに世界中へその名前と実力を示し続けていくであろう26歳は、来年夏の契約満了を前に、新たなステージへと羽ばたくこととなるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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