ウェイド・トコロ(Wade Tokoro) ウェイド・トコロは30年以上も、オアフ島イーストサイドに位置する1500人足らずの町、カハルウの小さなビーチタウンで暮らしています。
ウェイドの仕事はシェイパーと呼ばれるサーフボード職人。
サーフボードを作るためには、多くのクラフトマンが関わりますが、その花形がシェイパー。
サーフボードの材料であるポリウレタンをサーフボードの形に仕上げます。
その腕が、サーフボードの良し悪しや性能を左右するのです。
ウェイドはハワイでも指折りのシェイパーで、多くのトッププロサーファーが彼のシェイプしたサーフボードに乗りたがっているのです。
たいていのシェイパーは、サーフショップが多いサウスショアやサーファーが多いノースショアにベースを置きますが、「ここはすごくリラックスできる土地なんだ。
コンテストやイベントが頻繁に行われることはないし、島のどここからも離れているからツーリストもあまりこない。
だけど、海はすぐ側で、山の景色も壮大で美しい。
ちょっとだけ不便だけど、そこがまたいいんだよ」と、穏やかにお話されます。
 ウェイドの一日は、自宅のラナイから海を眺めることから始まり、うねりや風をチェックして、その日のコンディションを見極めています。
そして、自宅でサーフボードのデザインを手がけ、ファクトリーのスタッフにデータをメール。
そして、朝5時には波乗りに出かけます。
サーフィンを満喫したら、夕方までファクトリーでシェイプを行い、帰宅して夕食をとり、リラックスしてベッドへ。
実にシンプルな暮らしが彼のライフスタイルなのです。
太陽とともに目覚め、波があればサーフィンを楽しみ、仕事に集中して、一日を終える。
サーファーなら憧れるだろうライフスタイルを実現する環境が、ここイーストサイドにはあります。
有名な観光名所もなくツーリストも素通りしてしまう土地だが、暮らしてみれば、歌にしたくなる魅力に気づくことになるでしょう。
 Website:

http://www.tokorosurfboards.com/

サーフボードシェイパー~ウェイド・トコロ(Wade Tokoro)~