高橋メアリージュン主演のドラマ『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』の第14話が12月20日深夜よりMBS/TBSドラマイズムにて地上波放送となる。地上波放送に先駆け、dTV/Netflixでは第14話が配信中だ。



第13話で象山〔キサヤマ〕(野村周平)との対決にケリがついたライノーローン。しかしトラブルは次から次へとやってきて、犀原茜〔サイハラアカネ〕(高橋メアリージュン)はヤクザの般田(山内圭哉)に若琥会の会合に連れていかれることに。一方、硲悠斗〔ハザマユウト〕(宮世琉弥)と村井(マキタスポーツ)は別行動でとある男の元へ。何かを企む犀原、一枚岩ではないヤクザたち。それぞれの思惑が交錯する会合で、ついに黒幕の正体が明らかになるのか。張り巡らされた伏線が回収される第14話を、ネタバレなしで紹介していく。


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第14話は若琥会の会合場所であるレストランを中心に展開される。総長である猪背〔イノセ〕(佐野光洋)が第一線を退くのに伴い、後任を決めることになった若琥会。後任自体は鳩山〔ハトヤマ〕(こんばやし元樹)で決まっているが、問題は鳩山の後釜だった。序列でいえば釜石〔カマイシ〕(増澤ノゾム)だったのだが、本編でたびたび言及されているように行方不明。そこで候補に浮上するのが熊倉〔クマクラ〕(光石研)と豹堂〔ヒョウドウ〕(黒澤光司)の2人だった。


熊倉か豹堂か。緊張感漂う会合へ、般田と犀原の2人が遅れて現れる。犀原が持っているのは熊倉による釜石殺しの証拠となりえる映像のデータ。般田はそのためにわざわざ犀原を拾ってから会合へ向かったが、それはあくまで豹堂の指示に従ったまでのこと。道中の車内で「そんなもんどうでもいいんだよ」と言っていた通り、本当の狙いは別にあった。


第12話のラストにて、別の組織に鞍替えする旨の発言をしていた般田。相手の信用を得るために約束したのは、若琥会の会合にて総長の猪背を殺害すること。般田はそのために殺し屋らしき男たちを用意していた。会場はカタギの経営で、警備は手薄。絶好のチャンスが般田にめぐって来る。しかし、思いがけない人物たちの登場により、混乱を招く事態に。



一方で犀原もただ黙って会合に連れてこられたわけではなかった。証拠データを持っていることに気が付いた熊倉が犀原へと詰め寄るが、そのタイミングで何者かからファックスが届く。それは熊倉を破滅へと追い込む決定的な情報だった。さらには裏で糸を引いていた“黒幕”をも犀原は炙り出してみせる。すべては犀原が水面下で仕込んでいたことだった。第2話で債務者のアパートに突入するシーンや、第9話にて久礼野〔クレノ〕(京典和玖)を開放するシーンなど、各話にさり気なく張られていた伏線が回収される爽快な結末に注目だ。



そして犀原と別行動をとる硲と村井はとある男を脅迫しにいく。この男もまた、犀原の仕込みに欠かせない人物だった。硲はリンチされた後のボコボコの顔面を活かし“巻尺のステイーヴ”なるヤク中に変身。


虚ろな視線と巻尺をいじくる仕草には胡乱な感じがぷんぷん漂っており、アイドルからヤク中まで自由自在な宮世琉弥の演技幅の広さに唸らずにはいられない。


緊張感漂う会合で、ヤクザたちの思惑が二転三転する第14話。張り巡らされた伏線が回収され、一件落着のラストだが、ドラマはまだあと1話残っている。順風満帆に見えた愛沢〔アイザワ〕(中尾明慶)に何者かの魔の手が迫り、犀原の口からは衝撃の報告も。クライマックス直前ながら、このドラマがどんなエンディングを迎えるのか全く予想がつかなくさせるエピソードとなっていた。

【第14話場面カット】愛沢ファミリーは順風満帆に見えるが…


闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』第14話は12月20日深夜よりMBS/TBSドラマイズムにて地上波放送。dTV/Netflixでは先行配信中だ。


 

■ドラマ『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』

放送日時:MBS/TBSドラマイズムにて放送中

MBS:毎週火曜24:59~/TBS:毎週火曜25:28~)

配信:dTVほかにて先行配信中!

出演者:高橋メアリージュン、宮世琉弥、マキタスポーツほか (順不同)

原作:真鍋昌平「闇金ウシジマくん

真鍋昌平 山崎童々「闇金ウシジマくん外伝 らーめん滑皮さん」

(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)

脚本:山岡真介

監督:山口雅俊 土岐洋介

話数:全15話

闇金ウシジマくんシリーズ dTV特設サイトページ:

https://bit.ly/3RTbsw2 


Ⓒ2022 真鍋昌平・山崎童々・小学館/ドラマ「闇金サイハラさん」製作委員会・MBS


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