FW木下康介が、水戸ホーリーホックから京都サンガF.C.に完全移籍した。20日、両クラブが公式サイトで発表した。

 現在28歳の木下は、身長190センチのストライカー横浜FCの育成組織出身で、高校卒業と同時に渡欧した。フライブルク(ドイツ)のセカンドチーム、ホンブルク(ドイツ)、ハルムスタッズ(スウェーデン)、シント・トロイデン(ベルギー)、スターベク(ノルウェー)を渡り歩いた。2021年8月に浦和レッズへ完全移籍し、Jリーグでのデビューを果たした。

 今シーズンから水戸に完全移籍。2022シーズンは明治安田生命J2リーグで38試合12得点を記録した。

 木下は水戸退団に際し、クラブ公式サイトを通じてコメント。次のように感謝を綴った。

水戸ホーリーホックのファン・サポーターの皆様、関係者の皆様、一年間本当にありがとうございました。今シーズン苦しい時期もありましたが、多くの方々に支えられ、チームメイトと共に最後まで戦い抜くことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。色々な思いがありますが、新たな挑戦をする決断をしました。チームを離れることにはなりますが、水戸ホーリーホックの更なる発展と成功を心から願っています」

 また、新天地となる京都のクラブ公式サイトを通じてもコメント。「早くチームに溶け込み、自分の強みを活かし、チームメイトと共に、京都サンガF.C.の勝利に貢献できるよう全力を尽くします。応援よろしくお願いします!」と意気込みを示した。

木下康介が京都に完全移籍 [写真]=Getty Images