チャイニーズホラーの代表的映画『霊幻道士』を、『呪怨』シリーズの清水崇がダークホラーとして復活させた話題作『キョンシー』が、「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2014」にて上映されることが明らかになり、映画祭後も、劇場公開されることが発表された。

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 スペインシッチェスで毎年10月に開催されている「シッチェス映画祭」は、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の映画祭であり、特にホラーやファンタジージャンルで最先端作品を選定し、新たな才能の発掘にも定評がある。

 そして今回、同映画祭に出品された作品をセレクトして、日本で特集上映する「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」が3年連続開催されることになり、今年も粒ぞろいの作品がラインナップ。

 中でも『霊幻道士』のリブート版として、昨年の東京国際映画祭でも話題を集めた『キョンシー』は、Jホラーの旗手・清水が製作を務め、ダークホラーとして一切の笑いを封印したというだけあって期待が高まる。なお、監督は香港で活躍する歌手で俳優のジュノマックが初メガホンを取り、元祖『霊幻道士』のチン・シュウホウが主演を務めている。

 霊幻道士役の俳優として一世を風靡したが、いまではすっかり落ち目となったチン・シュウホウ(本人)。彼は死に場所を求めて、幽霊が現れるという噂のある団地の2442号室に入るが、そこで待ち受けていたのは、キョンシーらとの壮絶な闘いだった…。

 「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2014」は10月25日より、ヒューマントラストシネマ渋谷(東京)、シネ・リーブル梅田(大阪)、シネマスコーレ(名古屋)、福岡中洲大洋(福岡)にて開催。詳細は公式サイトまで。

あの『霊幻道士』が、ダークホラー『キョンシー』として復活(C)2013 Kudos Films Limited. All Right Reserved.