ロバート・デ・ニーロが、クリスマスツリーの下にあるプレゼントを盗もうとしていた女強盗の物音で目を覚ましたという。

警察関係者は12月19日不法侵入の常習犯であるシャニス・アヴィレスが、デ・ニーロの自宅でiPadを使用しているところを発見されたと、米紙ニューヨーク・ポストに話した。

英紙デイリー・メールによると、午前2時30分頃、ニューヨーク市警はこれまでに26回逮捕されていたアヴィレスを尾行。アヴィレスがイースト65thストリートの複数の建物のドアの鍵が開いているかどうかを確かめた後、7寝室を構えたデ・ニーロの邸宅に不法侵入するところを目撃したそうだ。

また、米放送局ABC7によると、警察は邸宅内でデ・ニーロのiPadを使用したり、クリスマスプレゼントを袋に入れたりしているアヴィレスを発見し逮捕。さらにニューヨーク・ポスト紙によると、下の階での騒ぎを耳にして降りてきたデ・ニーロとアヴィレスとの間にやりとりはなかったという。

警察官たちはその家の住人が誰だか知らなかったと考えているが、実際にアヴィレスがデ・ニーロの家だと知り侵入したかどうかは明らかになっていない。事件当時在宅だったデ・ニーロは、元妻グレイス・ハイタワー(67歳)との間の11歳の娘と共に、その家で暮らしている。

また、アヴィレスはコロナ禍で犯罪に手を染め始めたそうで、ニューヨークのアッパーイーストサイドで、先月25日から今月8日にかけて、7回の不法侵入で捕まっている。