女性6人組ダンスボーカルグループ『フェアリーズ』が9日、東京・渋谷『AiiA TOKYO』で、「フェアリーズLIVE TOUR 2014-SUMMER PARTY-」の昼公演を行った。9月3日発売のニューシングル『BLING BLING MY LOVE』などを1600人の前で熱唱した。

 暗転したステージに青いライトがキラメくと、ファンは歓声とともにいっせいにスタンディング。シルバーのコスチュームに身を包んだ“ちかこ”井上理香子(18)、“そら”野元空(16)、“もも”伊藤萌々香(16)、“まひろ”林田真尋(16)、“みりあ”藤田みりあ(16)、“みきみき”下村実生(15)の6人が、まずは得意のダンスを披露。そのまま、「フェアリーズ史上一番踊っている曲」(みりあ)という9月3日発売のニューシングル『BLING BLING MY LOVE』で初のライブツアーのスタートを切った。

「今日は来てくれてありがとう」と、ちかこが言うと、「今日はみんな最後まで盛り上がって行くよー」と、そらが観客を煽る。

 ノンストップで激しいダンスを交えたナンバーをたてつづけに歌唱する6人。ファンたちは、「おぉ~お!」と、掛け声をかける男性ファン。体の上半身だけをつかって、フェアリーズのダンスを真似て踊る女性ファン。手には野元空が「夏の大三角形と(今回のツアーの)東名阪3ヶ所をイメージ」してデザインした、ツアーロゴが入った逆三角形の形をしたライトがうち振られる。

 ファーストMCはまずは自己紹介から。

 もも(伊藤萌々香)「今日はみなさん楽しんでいってください」

 まひろ(林田真尋)「夏、一番盛り上がっていきましょう」

 ちかこ(井上理香子)「みなさんの顔が端っこまですごく見えています。みなさんの笑顔が今日はたくさん見られると思っています」

 みりあ(藤田みりあ)「今日はみなさん、全員が楽しんで帰ってもらえるよう頑張ります!」

みきみき(下村実生)「みなさん一緒に最高のライブにしましょう。ありが・・・よろしくお願いします!(笑)」

 そら(野元空)「みなさん、私たちと一緒に、この夏の最高の幕開けをする準備はできてますか?最高に楽しんでいってくださいっ」

 続いて、みりあが、「今日からフェアリーズの夏が始まったと言っても過言ではない」というと、ももが、「初ツアーの初日ということで、盛りに盛り上がっていきたいと思いますが、みなさん、準備大丈夫ですか?」と煽り、次のナンバーへ。

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 この後、しっとりしたバラードをはさみつつ、ダンスミュージックやR&Bといったフェアリーズの世界観を歌と踊りで表現していく。

 ライブ中盤には、サングラスアフロヘアで紫の帽子をかぶったDJ Pyon-s(ピョンズ)と青の帽子をかぶったDJ SKY(スカイ)という、あるメンバーをほうふつとさせる謎のDJ2人組がDJブースに登場し「F(airies)TV」として「フェアリーズ・ニュース」をエピソードを交えながら紹介。

 また、「スペシャルゲスト」として、7月23日にソロデビューした伊藤萌々香が、黒いミニキャミソールのようなトップスに白いミニスカート、右が白で左が黒のストッキングと、モノトーンで決めた衣装で、超絶クールで大人っぽい楽曲である『Porker Face』を。

 続いて、Miki(下村実生)、Miria(藤田みりあ)、Mahiro(林田真尋)の『Mスリー』は、まひろが、青地に白いワンピース(スカートのヒダが翻ると黄色が見える)、みきみきがピンク、みりあが紫の花がらのワンピースを着て、キュートなポップスの『Your Love』を。

 それぞれ、フェアリーズとはまた違った世界観と楽曲を披露した。

 後半もダンスナンバーとラップを入れたR&Bなど、激しいナンバーが続く。「みなさーん、ラストスパートですよー!その元気を全部絞り出してくれますか!」と煽り、曲の途中でも、「まだまだ声出ますかー」と、ファンたちを鼓舞する。

 ダンスフロアのようなライブをアンコールまで約120分弱のステージを駆け抜けたフェアリーズ。最後には、「フェアリーズのファミリー」というファンとともに、タオルを回して盛り上がった。

 みりあが、「私たちの1stライブツアー、こんなにたくさんのみなさんがいなければ、こんなに大成功することはなかったでしょう。今日は本当にありがとうございましたー!」と感謝の言葉を述べる。

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 【フェアリーズ LIVE TOUR 2014 - Summer Party -】
 名古屋公演は、8月17日ダイアモンドホール。大阪公演は、8月30日なんばHatchにて開催。

初ライブツアースタートを切ったフェアリーズ