「Mnet Japan Fan’s Choice Awards 2022」が12月19日に東京・品川ステラボールで開催され、MCを務めた矢吹奈子(HKT48)をはじめ、パネラーとして塚地武雅(ドランクドラゴン)、斎藤司(トレンディエンジェル)、吉原雅斗(BOYS AND MEN)、本田望結らが登壇した。

【写真】元IZ*ONEのチョ・ユリも出演 (「Mnet Japan Fan’s Choice Awards 2022」より)

■本田望結、憧れの矢吹奈子と対面して大興奮

本授賞式は、2022年のK-POPシーンを振り返り、「ルーキー・オブ・ザ・イヤー<男性部門>」「ルーキー・オブ・ザ・イヤー<女性部門>」「エンディング妖精・オブ・ザ・イヤー」「キリングパート・オブ・ザ・イヤー」「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」をファン投票で決定し表彰するイベントとなっており、Mnetで生中継された。今回は、グランプリの「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を放送中の生投票で決定するという新たな試みが行われ、まさに最後まで誰が獲得するか分からないドキドキ感が味わえた。

まずはMCの古家正亨と矢吹奈子がゲストパネラーを紹介。Mnet有料会員にもなっているK-POPファンの塚地武雅は、「カムバック組もデビュー組も頑張ったので楽しい1年でした」と振り返った。芸能界一のK-POPダンスマスターの斎藤司は「今年はKep1erに見入っちゃったなって感じですね」と今年の推しグループを明かした。

K-POP好きでIZ*ONEに所属していた矢吹奈子ファンの本田望結は「去年は配信を見てました。今年も奈子さん、楽しみだなぁって思っていたら目の前にいます!」と興奮気味。“自称”名古屋一のK-POPマニア、吉原雅人は「僕はStray Kidsですね」とイチオシグループをアピール。

■ゲストアーティストによるパフォーマンスも

ルーキー・オブ・ザ・イヤー」の“男性部門”はTEMPEST、“女性部門”はKep1erが見事受賞した。「キリングパート・オブ・ザ・イヤー」はIVEが、「エンディング妖精・オブ・ザ・イヤー」はSEVENTEENが受賞。「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」は、塚地がコメントしていたように“デビュー組”に勢いがありかなりの激戦となった。

受賞者の発表のほかに、ゲストアーティストによるパフォーマンスも披露された。「STARLIGHT」をパフォーマンスした3人組ガールズグループLIMELIGHT(ライムライト)は、2023年2月にデビューが決定している。日本人メンバーのみゆは「私が生まれたこの国で活動できることができてうれしいです」と喜びを伝えた。

■グランプリ「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」はStray Kidsが受賞

「Mnet Japan 2022 HOT ICON」の4組の中に選ばれたTO1は「Freeze Tag」を披露。日本人を含む、新メンバーが加入し、グループの勢いがさらに加速。ステージパフォーマンスからもその勢いが感じられた。「HOT ICON」2組目としてWoo!ah!も登場し、「Rollercoaster」を披露。MCの矢吹も「かわいかったです! ダンスが特徴的で、私も踊りたくなりました」とお気に入りの様子。3組目の「HOT ICON」のDRIPPINは「The One」をパフォーマンス。そして、4組目は元IZ*ONEのチョ・ユリ。6月に発売したミニアルバム収録の「Love Shhh!」をキュートな歌声と振付で魅せてくれた。その様子を見ていた矢吹が「チョ・ユリがチョ・ユリしてましたね」と笑顔で語った。

最後は生投票を行った「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」をStary Kidsが受賞したことを発表。Stray Kids推しの吉原が「たくさんの応援、ありがとうございます(笑)」とメンバーに代わってお礼をし、「ファンとしてもうれしいもんですね!」と喜んだ。

矢吹が「今回、ファンの方に見守られながら出来てとっても楽しかったです」と有観客で開催された喜びを伝え、イベントの幕が下された。

他に、特別ゲストとして8LOOMも出演し「HIKARI」を披露した。

◆取材・文=田中隆信

MCを務めた矢吹奈子(HKT48) (「Mnet Japan Fan’s Choice Awards 2022」より)/撮影:田中隆信